来たる3月18日(土)・19日(日)に、日本初となる、海峡を挟んでの同時投影「関門プロジェクションマッピング」が開催される。
北九州市側は大正レトロの雰囲気が漂う、「門司港レトロ地区」の歴史的建造物「旧門司税関」の壁面に投射。
下関市側は歴史と漁業の街を象徴する、近代的なオーシャンフロント「あるかぽーと」の一角、「唐戸市場駐車場」の壁面を利用。
関門海峡を挟んで対峙する形で、そこを通った偉人たちのヒストリーをプロローグに、関門海峡の未来像をCGと光と音の演出で近未来的に描き出すという。
同イベントは、北九州市と下関市による地方創生事業の一環として実施されてきた、「かんもんみらいプロジェクト」の目玉にして、フィナーレを飾る壮大なイベント。
映像制作を手掛けるのは、「TOKYO STATIONVISION」(東京駅)や「ドッグヤード・プロジェクションマッピング」(横浜ランドマークタワー)など、日本国内における最高レベルのプロジェクションマッピングを数多く世に送り出してきたクリエイティブカンパニー「P.I.C.S.(ピクス)」。
また演出・脚本は「東京オリンピック2020」招致PRムービーや「TOYOTA G’z」のWEBCMなど日本CM界のヒットメーカー「KOO-KI(クウキ)」のディレクター・上原桂が担当。
“関門の未来への懸け橋をつなぐドリームチーム”というべき最強タッグが手掛ける2夜限りのプロジェクションマッピングは、まさに必見!
投影時間は3月18日(土)・19日(日)ともに、各日6回(18時30分~・19時~・19時30分~・20時~・20時30分~・21時~)で観覧は無料。下関の名産品と北九州の地元グルメを集めた「フードイベント in かんもん」も同時開催されるというから、同イベントに合わせて旅行を計画するのもよさそうだ。
またイベント初日の3月18日(土/14時~)には、新たな関門ブランドとなる商品、サービスを広く募集する「かんもんみらいプロジェクト・ブランディングコンテスト」(募集期間は昨年12月26日~1月31日)での優秀候補作品を選定する「かんもんみらいプロジェクト・ファイナルイベント」も行われる。
国内における重要な航路として、海上交通の発展に寄与してきた「関門海峡」の今後についても、合わせて注目していきたいものだ。