トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

江戸落語と上方落語ってどう違うの?横浜にぎわい座で、演目の聴き比べや成り立ちを探る会を開催!

このエントリーをはてなブックマークに追加

 テレビなどで見る落語を思い出してみると、噺家の前に台が置いてあるのと無いのと、時によって違うなんてことがありませんか?それは「江戸落語」と「上方落語」の違いです。

 横浜にぎわい座(館長:桂歌丸)では、関東の演芸場で唯一、上方落語の会を定期的に行っています。
 2017年の7月から9月にかけて、この江戸落語と上方落語を比較しその違いに迫る公演を開催します。7月、8月は東西落語の関連する演目の聴き比べ、9月は東西落語の成り立ちの相違について特集します。
 
この機会に江戸落語・上方落語を通して、歴史や文化の違いをお楽しみください。

江戸落語と上方落語の違いって?

 江戸落語は、幕府の御膝元であり、侍が大半を占めた江戸に生まれたものです。趣味人の楽しみであるお座敷芸として発展していきました。三遊亭圓朝などによって人情噺が多く作られたことも特徴のひとつです。

 一方、上方落語は商人の町として栄えた大坂(大阪)や悠久の都、京都で生まれ、長く屋外で演じられました。そのため、聴く気のない客の足を止めて聴かせる必要があり、見台をたたいたり、ハメモノ(三味線、太鼓などの楽器演奏)入りなどを演じたりと賑やかで陽気で派手な演出が好まれました。旅ネタと呼ばれるスケッチ落語が多いなど特色があります。

江戸落語・上方落語聴き比べの会

 江戸落語は「時そば」、上方落語は「時うどん」といったように、関連するネタであっても江戸と上方によって、タイトルや登場人物、背景が異なるものが存在します。

 そんなネタを聴き比べることができるのが、横浜にぎわい座で開催する「江戸落語、上方落語聴き比べの会」です。7月1日は<江戸編>、8月11日は<上方編>です。両公演のチケットをお求めいただいた方には、横浜にぎわい座オリジナルグッズのチケットホルダーをプレゼントという特典も!(先着50個限定)

■両公演の演目
7月1日・江戸編        8月11日・上方編
三遊亭兼好「野ざらし」  ―  桂米左「骨釣り」
三遊亭金時「大山詣り」  ―  桂塩鯛「百人坊主」
立川生志「反対車」    ―  笑福亭べ瓶「いらち俥」
桂小南治「そば清」    ―  笑福亭三喬「蛇含草」

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/14302/table/248_1.jpg ]

江戸落語と上方落語の成り立ちを探る

 9月15日に開催する「第二十六回にぎわい倶楽部 西のかい枝・東の兼好」では、江戸落語と上方落語それぞれの異なる成り立ちや特徴、演じ方や内容の違いなどを、噺家による対談と実演で浮き彫りにします。今回、上方落語はその特徴の一つでもある「ハメモノ入り」で行います。

■演目
上方落語 桂かい枝「三十石夢の通い路」 他一席
江戸落語 三遊亭兼好「茶の湯」 他一席

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/14302/table/248_2.jpg ]

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事