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株式会社ラッシュジャパン

英国発化粧品ブランドLUSH2016年12月26日から、日本に暮らす難民を支援するキャンペーンを開始しチャリティ商品「ハンズ オブ フレンドシップ」ソープを販売

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~ ラッシュジャパンでの雇用を目的に、難民を対象とした採用活動を開始 ~

英国発の化粧品ブランドLUSH(ラッシュ)は、2016年12月26日(月)から2017年1月9日(月)の期間、日本に暮らす難民を支援することを目的に、限定チャリティ商品である「ハンズ オブ フレンドシップ」ソープを販売し、本商品の売上げから消費税を除く全額を、「認定NPO法人難民支援協会」(以下、難民支援協会)および「特定非営利活動法人なんみんフォーラム」(以下、なんみんフォーラム)に寄付します。また、株式会社ラッシュジャパンでは、難民の方を対象とした採用活動を開始しました。

キャンペーン実施背景について
紛争や人権侵害などの理由から母国を追われ、自分や家族の命を守るためにやむを得ず逃げてきた難民。国連によると難民の数は第二次世界大戦後最悪の状況で、2015年の世界全体の難民の数は6,530万人(※1)、この数字は、2016年の終わりまでに7,000万人に上るとも言われています(※2)。難民が発生する国々の近隣諸国だけでは受け入れられない難民を世界各国で受け入れることは今日の国際的な課題となっています。

年々増え続ける難民にとって、逃れる場所を選ぶ余地はありません。そして、難民は毎年日本にも多く来ており、現在世界約70ヵ国から難民が2万人以上暮らしていると言われています(※3)。しかし、2015年に日本で難民申請をした7,586人のうち、日本政府が難民認定をした人数はわずか27人(※4)。これは、先進国の中でも圧倒的に少ない数字です。運よく日本に辿り着いた難民の多くは、認定を受けられないことにより、就業、学習、家族の呼び寄せ等に困難を抱えやすい状況に陥っています。

ラッシュは、住む場所を決めること、安全な場所を求めて新たな場所で生活を始めることは、誰もが持つべき権利であると考えています。この日本における難民受け入れ状況や、日本で暮らす難民がどのような苦難と向き合い、何を望んでいるのかを伝え、難民を歓迎できる社会の実現を目指し、本キャンペーンを実施します。

キャンペーン概要について
2016年12月26日(月)から2017年1月9日(月)の期間、日本全国115のラッシュ店舗およびオフィシャルサイトにて、チャリティ商品「ハンズ オブ フレンドシップ」ソープを販売します。また、オンライン限定サービス「ラッシュキッチン」では、「ワールドピース」(バスボム)を数量限定販売し、これらチャリティ商品の売り上げから消費税を除く全額を、日本で難民を支援する「難民支援協会」および「なんみんフォーラム」に寄付します。ラッシュは、これら商品を通じて、帰省や家族で集まことが増える年末年始に、帰郷が叶わぬ日本に住む難民の現状や、日本で難民が暮らしやすい社会をつくるために市民ができることなどを、店舗スタッフが顧客に伝えます。

また、本キャンペーンを実施する日本全国のラッシュ店舗では、今年、難民支援協会が6月20日の「世界難民の日」に合わせ東京・表参道で実施した、日本に暮らす難民のポートレート写真展「Portraits of Refugees in Japan -難民はここにいます。」のフォトグラファー宮本 直孝氏が本キャンペーンのために撮り下ろした写真を店頭ウィンドウに掲示します。日本社会に暮らすシリア難民の家族をモデルに起用し、店頭に行き交う人々にメッセージを伝えます。ラッシュ原宿表参道店では、2012年に来日したシリア難民のジュディ・ユセフさん家族の来日前の生活と来日後に異国の地で生活するという苦悩と向き合う生活を垣間見ることができる現実の数々を展示するほか、家族のポートレイトの写真(150cm×130cm)を店内に展示するなどの特別ディスプレイを予定しています。

さらに、デジタルコンテンツとして、帰郷が叶わぬユセフ家族がどのような想いで来日し、様々な障壁、子供たちに対する希望など、難民として日本社会で暮らす現実を垣間見ることができる動画を、SNSやラッシュオフィシャルサイト(https://jn.lush.com/article/refugee-interview)で配信します。

[動画: http://www.youtube.com/watch?v=1vx8o4m58mI&feature=youtu.be ]

難民の採用活動を開始
ラッシュジャパンにおける製造工場などでの雇用を目的に、難民支援協会が実施するジョブフェアを通して、難民を対象とした採用活動を開始しました。これにより、日本社会において自立した生活を実現するための一助となることを願っています。今後、雇用を通して企業として可能な難民支援を継続していきます。

限定チャリティ商品について

商品名: ハンズ オブ フレンドシップ
商品カテゴリー: ソープ/石鹸
価格・容量: 700円(税込)/90g
特徴: レモン果皮油とローズウッド木油がお肌を清潔にし、ビターアーモンド核油がお肌の潤いを保ちます。
販売: 日本全国ラッシュ店舗およびオフィシャルサイト( www.lush.co.jp )

商品名: ワールドピース
商品カテゴリー: バスボム/浴用化粧品
価格・容量: 700円(税込)/200g
特徴: 松や杉など、森林を思わせる清々しい香りに、爽快なペッパーミントを加えたバスボムです。
販売: ラッシュキッチン(オンライン限定サービス)( https://jn.lush.com/products/kitchen

■ 認定NPO法人 難民支援協会とは
難民支援協会(JAR)は、難民が新たな土地で安心して暮らせるように支え、ともに生きられる社会の実現に取り組んでいる団体です。年間3,500件以上(来訪者660人・66カ国)の相談に対して、専門的なスタッフが一人ひとりへ支援を行っています。さらに、制度改善のための政策提言・調査研究、および情報発信を行うなど、日本の難民保護を目的として総合的に活動しています。
www.refugee.or.jp
※ 2010年および2016年、ラッシュのチャリティ商品「ニューチャリティポット」による助成実績有り。

■ 特定非営利活動法人 なんみんフォーラムとは
なんみんフォーラム(FRJ)は、日本に逃れた難民を支援する全国16の団体が加盟するネットワーク組織です。FRJは個々の会員団体が提供するサービス(日本の制度に関する法的アドバイス、シェルター提供や食糧支援、生活・医療に関する個別相談・援助や費用補助、言語や文化を含む教育支援、収容所でのカウンセリングなど)を調整し、助けを必要とする人々に包括的な支援を実施できるよう努めています。また、加盟団体をはじめとする全国の支援現場の声をとりまとめ、包括的な視点からの政策提言を行います。また、国内・国外でのネットワーク作りにも取り組んでいます。FRJは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とも協力し、より良い難民保護のために活動しています。  http://frj.or.jp
※ 2016年、ラッシュのチャリティ商品「ニューチャリティポット」による助成実績有り。

■ ラッシュとは
LUSH(ラッシュ)は、英国生まれのフレッシュハンドメイドコスメブランド。創立以来、新鮮さとオーガニックにこだわった、採れたてのフルーツや野菜、香り高いエッセンシャルオイルを使い、一つひとつ手作りしています。また、原材料は地産地消にこだわり、可能な限り国内で入手し、全ての製品をキッチン(神奈川県の製造工場)で生産し、フレッシュな状態でお客様に商品をお届けしています。

ラッシュは、人・動物・環境に配慮したビジネスを展開しています。化粧品の動物実験廃止や、容器のリサイクルはもちろん、ゴミをゼロに近づけるためにプラスティック容器や包装を必要としない固形商品の開発など、ビジネスを通して社会に存在する様々な課題の解決を目指し、持続的な取り組みを推進しています。

RSPCA(王立動物虐待防止協会)グッドビジネスアワードを2006年、2007年、2009年に受賞。2006年にはPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)のTrailblazer Award for Animal Welfare(動物福祉の開拓者賞)も受賞。共同創立者のマーク・コンスタンティンとモー・コンスタンティンは美容業界への貢献によって2010年の新年叙勲者リストに載りOBE(大英帝国勲章)を受賞。2014年にはオブザーバー・エシカルアワードのBest in Business Award(最優秀ビジネス賞)を受賞、2016年の世界小売業者会議ではWorld’s Most Ethical Retailer(世界で最も倫理的な小売業者)に選ばれました。ショップやウェブサイトは、雑誌「Which?」の顧客調査において常に上位にランクインされています。
現在ラッシュは世界47ヶ国に930店舗以上を展開し、日本では約120店舗を展開しています。

※1 出典:UNCHR Global Trends Forced Displacemend in 2015
※2 出典:The Japan Times “The UNHCR Refugee Film Festival finds increased focus on Europe for 11th edition”
※3 出典:難民支援協会「日本にいる難民のQ&A」
※4 出典:法務省入国管理局「平成27年における難民認定者数等について」

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