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独立行政法人国立高等専門学校機構

【有明高専】令和5年度国立高等専門学校教員顕彰『文部科学大臣賞』と『優秀賞』をW受賞

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 有明工業高等専門学校(所在地:福岡県大牟田市、校長:八木雅夫、以下「有明高専」)は、令和5年度国立高等専門学校教員顕彰において、創造工学科人間・福祉工学系 石川洋平教授が最高賞である文部科学大臣賞(一般部門)「顕彰題目:産業・地域の持続的な発展を支える学生・指導者の育成」、同学科人間・福祉工学系 野口卓朗准教授が優秀賞(若手部門)「顕彰題目:起業家育成の初源的実践と成果」を受賞しました。

◆起業家精神を柱として「産学連携マッチングラボ」を牽引
 有明高専では、企業等と共同で一定期間継続的に研究テーマに専念することにより、企業等を通じた社会貢献及び本校の教育研究の進展と充実を図ることを目的として、令和2年度より「産学連携マッチングラボ」を開設しています。
 今回、石川教授は起業家精神を柱として、企業等7つのラボの開設を牽引し、後継者育成と若手指導者に尽力したこと、また、高専初の「サーキットデザイン教育」を掲げ、日本産業を支える半導体人材育成と高専のプレゼンス向上に貢献したことが評価されました。
 なお、同教授は、平成27年度同顕彰においても、理事長賞(若手部門)「顕彰題目:ベンチャーマインドを兼ね備えたエンジニア育成の実践」を受賞しており、この度は2度目の顕彰受賞となります。

◆優秀賞(若手部門)に野口卓朗准教授が受賞
 野口准教授は、有明高専の卒業生であり、大学院時代にベンチャー企業設立に携わった経験を活かして、2018年から6年間、放課後に有志学生を対象とした「ビジネススキル基礎講座」を開講し、通算30回のべ600名を超える学生を指導しました。その結果、ビジネスプランコンテスト、起業家甲子園、高専GCONなど多くの起業家コンテストで入賞者を輩出し、その実績が評価されました。
 また、同准教授は、「産学連携マッチングラボ」においても、学生・企業と連携してメタバース×半導体教育の教育教材を「教育支援システム、教育支援方法及びプログラム(特許第7333036号)」として共同で特許取得するなど成果を上げています。

有明高専 八木校長から表彰状を授与される野口准教授(校長室)

左から有明高専 八木校長、石川教授、野口准教授(校長室)

◆国立高等専門学校教員顕彰とは
 本顕彰制度は、学生教育、管理運営、地域社会への貢献を含む、学生教育を中心とする分野において顕著な功績を挙げている教員を顕彰し、国立高等専門学校における教育の充実及び向上を図ることを目的としています。
 令和5年度は、一般部門40名、若手部門34名の合計74名が推薦され、文部科学大臣賞1名、理事長賞7名、優秀賞8名、分野別優秀賞5名の合計21名が受賞しました。表彰式は、令和6年4月23日に、学術総合センター一橋講堂にて行われ、文部科学大臣賞受賞の石川教授は、文部科学省高等教育局の梅原弘史専門教育課長から表彰状を授与されました。
 受賞者代表挨拶において、石川教授は「同僚、上司、そして学生の皆さん、地域や産業界の皆さんの支えがあって成し遂げたものだと思います」と謝辞を述べました。

梅原専門教育課長から表彰状が授与される石川教授(一橋講堂)

◆有明工業高等専門学校について
 有明工業高等専門学校は、昭和38年に創立された福岡県大牟田市にある国立の高等教育機関です。平成28年に機械工学、電気工学、電子情報工学、物質工学、建築学の5学科を創造工学科の1学科に再編しました。本学科は環境・エネルギー工学系(エネルギー、応用化学、環境生命の各コース)と人間・福祉工学系(メカニクス、情報システム、建築の各コース)の2系6コースで構成され、2年生後期から、各コースに分かれます。創造工学科の入学定員は200名で、学生総定員は1,000名です。これまでの卒業生は9,091名にのぼり、各分野において広く社会の期待に応えて活躍しています。

【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 有明工業高等専門学校
所在地:福岡県大牟田市東萩尾町150
校長:八木 雅夫
設立:1963年4月
URL:https://www.ariake-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

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