ご飯に合うおかずといえば、安くておいしい“餃子”を思い浮かべる人も多いはず。日本では大衆食、B級グルメの超定番である餃子、実は世界中で愛されているのをご存じだろうか?今回は、世界のさまざまな餃子のうち、特に日本人にとって驚きの餃子4種類をご紹介!
・「サモサ」(インド、トップ画像)
インドの屋台などで、よく見かける軽食。具は、ジャガイモ、グリーンピース、ひき肉などを、クミンやコリアンダーなどの香辛料で味付けしたものが多い。小麦粉でできた薄い皮で三角形に包むのが特徴で、さくっと香ばしく揚げられている。だが何といっても、驚くべきはそのソース!フレッシュミントをすりつぶしたソースをたっぷりつけて、鼻を抜ける爽やかな風味を楽しむのがインド流。
・「マントゥ」(トルコ)
ひき肉をベースにした餡をパスタの薄い皮で包み、茹でたもの。一見水餃子のようだが、「にんにくヨーグルト(!)」をかけて食べるのがトルコ版餃子の特徴。実際に食べた人いわく、「さっぱりしてて、意外とイケる」そう!
・「ラビオリ」(イタリア)
生パスタに肉やチーズ、野菜などを詰めて茹でたもの。日本とは違って、2枚の生パスタを張り合わせて具を閉じ込める。もとは、船乗りたちが大切な食糧をムダにしないために考案した“残り物レシピ”だそうで、現在はトマトソースやクリームソースをかけて食べるのが一般的。餃子もイタリアンになると、なぜかオシャレな印象に!?
・「ピエロギ」(ポーランド)
チーズ、タマネギなどを混ぜたマッシュポテトを丸い皮で包み、茹でるのが一般的で、形は日本の餃子にそっくり。サクランボ、イチゴなどの果物を詰めたデザート風もあり、そちらにはリンゴソースをかけて食べるとか。“甘い餃子”と聞くと、日本人には違和感もあるが、“スイーツ”として食べればきっとおいしいはず。一度は本場で試してみたい!
なお、旅行者口コミサイトのトリップアドバイザーでは、世界の餃子をインフォグラフィックにして紹介しているので、そちら(http://tg.tripadvisor.jp/jiaozi/)も是非チェックしてみて!