移ろいやすい空模様となり、シーズンチェンジを意識し始める今日この頃。
前回はKATE(ケイト)の新アイシャドウを使った秋メイクを紹介したが、同ブランドのリップにまつわる新CMを目にした方もいるのでは。イメージキャラクターである黒木メイサさんのミステリアスな美しさにうっとりしながら、印象的なフレーズが耳に残る。
「水分に反応して、自分だけの色と艶感へ――」
一体どういうことなのか。今回は、KATEの新リップについて注目してみた。
2016 年 8 月 1 日に新発売となった 「ケイト カラーセンサーリップティント」(全7色)は、CMのフレーズのとおり、唇の水分に反応して、その人だけの血色カラーに変化する、色変化リキッドルージュ。
よりグロッシーな艶と深みのある色っぽい目元メイクがトレンドの2016年秋。リップメイクにおいては、唇中央の色が濃く、外側に向かってぼかした花びらのような仕上がりの“グラデーション リップ”がトレンドの予感。
昨年の秋冬のように鮮やかなリップカラーをしっかりとリップ全体に乗せて強調するのではなく、あえて輪郭とらずに、唇の内側から外側に向かってにじみ出るような血色感とぷっくりとした自然な立体感がポイントとなる。そうすることで、元々の唇の形や質感を活かした、こなれ感のある魅惑的な口元が完成するのだ。
最近、様々なコスメブランドでティントリップが人気を集めているが、KATEのカラーセンサーリップティントは、リキッドルージュタイプの瑞々しく軽やかなテクスチャーとチップの形状が特徴的。
今回、秋メイクにぴったりの深みのあるローズカラー「RS-1」を使って血色グラデリップメイクを試してみた。
<“血色グラデ”リップメイクの方法>
1. 上唇と下唇の間にチップを垂直にあて、唇の端から端までスライドさせる。
三角型のチップが唇のこの溝に絶妙にフィットし、スライドするだけで上下均等に一気に塗ることができる。
2. 唇をすり合わせて、全体にリップを馴染ませる。
3. 再度チップを垂直にあててスライドさせ、輪郭はとらずにぼかしたまま仕上げる。
この状態だと、ナチュラルな血色リップに。お泊りやご近所メイクなど、極ナチュラルメイクの時にも血色感がプラスされるだけで、生き生きした表情に見せることができるのでおすすめ。
4. 血色グラデリップの完成!
たったひと塗りプラスするだけで、この差!内側から血色とうるおい感がにじみでるような、じゅんわり血色グラデリップが簡単に手に入る。
ただツヤがあるだけでなく、立体的なボリューム感も再現できるので、唇そのものがぷっくりとしたような印象に。
“濡れ艶ディープ”にメイクした、立体感のある目元と合わせてもうるさくならないのは、輪郭をとらない抜け感のおかげ。
そして、その人それぞれの唇の水分によって色の出方も変化するので、自分だけの唇の色に馴染んだ血色感カラーになるのもその秘密のひとつかもしれない。
また、軽いテクスチャーのリキッドルージュだから時間が経てば落ちてしまうのでは?という心配も無用。唇に色が残るので、飲食をしてもほんのり色が残るので血色感はそのままなのだ。
さらに、時間が経つほどに色味も深く発色してくるので、夕方の顔もくすんで見えるどころか、どこかセンシュアルな雰囲気が何もしなくても自然とにじみ出てくるというのも大人メイクに嬉しいからくり。
“血色グラデ”メイクのやり方は、KATE公式サイトのスペシャルページで動画でも紹介されているので、ぜひチェックしてみて。
『KATE』
http://www.nomorerules.net/pickup/color_lip_tint.html