株式会社NEXER・ロボット手術への期待と不安に関する調査

■ロボット手術、知っていますか? 認知度と意識のリアル
ロボット支援手術という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
近年、医療の現場では手術支援ロボット「ダビンチ」をはじめとする先端技術の導入が進んでいます。しかし、実際に一般の方々はこの技術をどの程度知っており、どのような期待や不安を抱いているのでしょうか。
ということで今回はニューハート・ワタナベ国際病院と共同で、全国の男女500名を対象に「ロボット手術への期待と不安」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとニューハート・ワタナベ国際病院による調査」である旨の記載
・ニューハート・ワタナベ国際病院(https://newheart.jp/)へのリンク設置
「ロボット手術への期待と不安に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年1月28日 ~ 2月5日
調査対象者:全国の男女
有効回答:500サンプル
質問内容:
質問1:ロボット支援手術(ダビンチなど)について知っていますか?
質問2:人間の手とロボット、どちらがより精密だと思いますか?
質問3:そう思う理由を教えてください。
質問4:傷口が小さく回復が早いなら、費用が高くてもロボット手術を選びますか?
質問5:その理由を教えてください。
質問6:ロボットを操作する医師に最も必要な資質は何だと思いますか?
質問7:そう思う理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■62.6%が「ロボット支援手術を知らなかった」と回答
まず、ロボット支援手術(ダビンチなど)の認知度について調査を行いました。

結果は、「知らなかった」が62.6%と最も多く、過半数を大きく超えました。「聞いたことはあるが、よく分からない」が25.0%、「名前や概要は知っている」が10.6%と続き、「内容まで詳しく知っている」と回答した方はわずか1.8%にとどまりました。
つまり、名前や概要以上の知識を持っている方は全体の約1割程度ということになります。ロボット手術は医療現場では着実に広がりを見せているものの、一般の認知はまだ十分とはいえないようです。
■52.0%が「人間の手の方がより精密」と回答
続いて、人間の手とロボットのどちらがより精密だと思うかを聞いてみました。

「人間の手」と回答した方が52.0%、「ロボット」と回答した方が48.0%という結果になりました。意見はほぼ半々に分かれましたが、わずかに人間の手を支持する声が多かったです。
人間の手とロボット、どちらがより精密だと思うかについて、実際の理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「人間の手」
・臨機応変に対応できるから。(30代・女性)
・精密な動きや勘は、ロボットで表現できるのかと疑問である。(40代・男性)
・熟練の業はロボットでは再現不可能だと思うから。(40代・女性)
・ロボットだとイレギュラーな事態に対応できないと思うから。(50代・男性)
・その場で自分で判断ができるから。名医と呼ばれる人に限ります。(50代・男性)
「ロボット」
・ロボットは動きにブレがないし、長時間継続して手術に取り組めるから。(10代・女性)
・人の手だと震えや反射などでの意図しない動きがあるから。(30代・男性)
・人間は個人によって能力にバラつきがあるから。(30代・女性)
・人の手ではできない細かなことも可能だと思うから。(50代・男性)
・人の手はどうしても震えやブレが出る。(50代・女性)
「人間の手」を選んだ方は、臨機応変な対応力やロボットの不具合への不安を理由に挙げていました。一方「ロボット」を選んだ方は、手ブレのない安定した動きや、疲労に影響されない点を評価しています。
■66.4%が、費用が高くても「ロボット手術を選ばないと思う」と回答
続いて、傷口が小さく回復が早いなら、費用が高くてもロボット手術を選ぶかどうかを聞いてみました。

その結果「選ばないと思う」が66.4%、「選ぶと思う」が33.6%でした。約3人に2人が、費用面を理由にロボット手術を選ばないと回答しています。
それぞれの回答を選んだ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「選ぶと思う」
・傷口が小さくて回復が早いに越したことはないから。(20代・女性)
・かかる費用にもよりますが、術後の痛みやリハビリを考えると、なるべく負担が少ない方が良いなと思います。(30代・女性)
・なるべく早く元の生活に戻りたいからです。(40代・女性)
・通常の外科手術よりも、ダメージが少なくて済みそうです。(40代・男性)
・回復が早ければ退院も早くなり、社会復帰も早くなりそうだから。(50代・女性)
「選ばないと思う」
・ロボット手術はあまり馴染みが無くて少し怖いので躊躇してしまうから。(10代・女性)
・費用はなるべく抑えたいから。(30代・女性)
・たとえミスがあろうとも人間の手でやってほしいから。(30代・男性)
・誤作動を起こすのではないかと不安になる。(40代・男性)
・機械の不具合や電源など、リスクがあるから。(50代・男性)
「選ぶ」と回答した方は、術後の回復の早さや身体への負担の軽さを重視しており、早期の社会復帰を望む現実的な視点がうかがえます。費用の高さがどの程度なのか具体的にわからないことも、判断を難しくしている要因のひとつかもしれません。
■33.4%が、ロボットを操作する医師に最も必要な資質は「ロボット操作の熟練度」と回答
最後に、ロボット手術を執刀する医師に最も求められる資質は何かを聞いてみました。

最も多かったのは「ロボット操作の熟練度」で33.4%、僅差で「高度な手術経験」が29.4%と続きました。そのほか「判断力・冷静さ」が12.0%、「緊急時の対応力」が11.0%、「チーム医療をまとめる力」が6.2%、「患者への丁寧な説明力」が2.4%、「その他」が5.6%という結果でした。
「ロボット操作の熟練度」
・ロボットを自分の手のように扱えるくらいでないと、安心して任せられないなと思うので。(30代・女性)
・知識や経験がいくら豊富でも操作技術がなければ上手くできないと思ったからです。(40代・男性)
・いくらロボットが優秀でもそれを使う人がイマイチならロボットの良さを生かしきれない。(50代・女性)
「高度な手術経験」
・実践経験が大事だと思う。実際にはしてくれる医師はそれが1番大事。(30代・女性)
・手術経験がなければトラブルに対処できない。(40代・男性)
・経験がなければ、高度な手術なんてできないので。(50代・男性)
「判断力・冷静さ」
・予想外のことが起こった時も冷静に判断する力が大事だから。(30代・女性)
・状況に応じての操作判断の的確さが手術する上で重要だと考えている。(40代・男性)
「緊急時の対応力」
・前例がない試みに近いので、もしもの場合に備えるのが重要だから。(10代・女性)
・緊急事態になったら、人の手で対応せざるをえないと思うから。(50代・男性)
・万が一の時に対応できないと、大きな事故になりかねない。(50代・女性)
「ロボット操作の熟練度」と「高度な手術経験」を合わせると全体の6割以上を占めており、技術的なスキルを最も重視する傾向が読み取れます。ただし「緊急時の対応力」や「判断力・冷静さ」を選んだ理由からは、ロボットが万能ではないことへの意識も垣間見えます。
ロボットという道具をいかに使いこなすかという視点と、万一の事態に人間として対処できるかという視点。この2つの要素を兼ね備えた医師こそが、患者にとって理想的な存在だと多くの方が感じているようです。
■まとめ
今回の調査では、ロボット支援手術の認知度がまだ低く、6割以上の方がその存在自体を知らないことが明らかになりました。また、人間の手とロボットのどちらが精密かという問いでは意見がほぼ半々に分かれました。
医師に求める資質としては、操作技術と手術経験の両方が重視されており、技術への期待と不安が入り混じった複雑な心理がうかがえます。
ロボット手術のメリットを正しく理解することで、いざという時に選択肢が広がるのではないでしょうか。医療技術が進歩する今だからこそ、最新の手術方法について情報を集め、自分に合った治療を見極めることが大切です。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとニューハート・ワタナベ国際病院による調査」である旨の記載
・ニューハート・ワタナベ国際病院(https://newheart.jp/)へのリンク設置
【ニューハート・ワタナベ国際病院について】
総長:渡邊 剛
法人名:医療法人社団東京医心会
住所:〒168-0065 東京都杉並区浜田山3丁目19−11
電話番号:03-3311-1119
業務内容:心臓血管外科、循環器内科を中心とする高度専門治療を行う国際病院
【株式会社NEXERについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作