映画を楽しみながら観ることで、その登場人物が就く職業を深く理解することができるという、就活の役に立ちそうな映画「東京PRウーマン」がこの夏(8月)公開される。
これは、映画の劇中などで、特定の企業の商品などを目立たせる“プロダクトプレイスメント”に続く、“ストーリープレイスメント”という新しいタイプのPR手法を用いたもの。
制作するのが、総合PR会社のベクトル(http://www.vectorinc.co.jp/)とBS-TBSということで、本作品の舞台はPR会社。主人公が仕事のやりがいや楽しさ大変さを学びながら成長を遂げていくというストーリーを通じて、観る人がPRという職業を深く理解できるような内容となっている。
映画誕生の背景にあるのは、新卒採用の開始時期の繰り下がり。今年度より、就職活動が3月スタートになったことを受け、企業はより短期間で学生に対して自社の情報を届ける必要が出てきたという。という訳で、この手法は今後広まりそうな予感がする。
ここで「東京PRウーマン」のあらすじをご紹介しよう。ドジで自分に自信のない銀行員の三崎玲奈がPR会社ベクトルに入社。斬新なアイディアで成功を勝ち取ったり、ミスで女優を怒らせてトラブルになったりと、様々な仕事体験を通じて新しい自分を見つけていく、というコメディだ。
主演を務めるのは、「CanCam」専属モデルで、テレビドラマでも活躍中の山本美月。上司役は山本裕典、恋人役は井上正大、そしてアパレル会社社長役に桐山蓮と、若手の人気俳優陣も揃う。脚本は「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の林誠人、監督は「銭の戦争」の鈴木浩介が担当するというから、仕上がりに大いに期待したい。
「PR会社に興味がある」「自分に合う仕事を探している」といった就活生や転職希望者はもちろん、「面白い映画が好き」という人にもおすすめ!この夏必見の映画「「東京PRウーマン」の公開を楽しみに待とう。