銀座7丁目にある「ギャルリーためなが」では、今年92歳を迎えるリヨン派の巨匠ジャン・フサロの作品50余点を一堂に展示する展覧会を開催中だ。
リヨン派の巨匠として仏・リヨンで現在も活躍しているフサロ。初期の作品では、南仏、ポルトガル、ヴェニスが好んで描かれていたが、その後はパリをはじめとするフランス各地の街並を独特の柔らかいタッチで表現。多彩な創作の一端として、ローザンヌのトノン・レ・バン校のモザイク壁画、コレットの著作「紳士クラブ」の挿絵などが知られている。
近年は、リヨン近郊にあるサン・ジャック・デザレ教会の壁画の制作を手掛けるなど、その創作意欲はまだまだ高く、日本でも多くのファンを魅了している。
少しずつ春が近づいてきている今、現代具象画の第一級作家として世界中から愛されるフサロの作品を鑑賞しに出かけしてみては?開催期間は3月26日(日)まで、月~土は10時~19時、日・祝は11時~17時。
■『ギャルリーためなが』
住所:東京都中央区銀座7-5-4
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