“消臭力~!”など、奇抜で印象に残るCMが多い「エステー」。今度は「ムシューダ」の突拍子もない新CM“そこにいる”編が放送されている。
どこにでもありそうなベタな部屋のセットに、流れる曲はシンプルな3コードにベタな歌詞。ムシの衣装もベタなら、熊雄の動きもベタ。さらにはクローゼットのムシを追い出すというこれまた超ベタな展開。
そう、どこまでも「ベタ」なCMなのだ。
この「ベタなCM」が制作された背景は、最近は一般人の方が独自のアプローチで自由な動画を投稿しているという、動画激変の時代にあるという点。「エステー」では、この優秀な一般動画制作者に対抗すべく、逆におもいきり素のアイデアと素の映像制作で勝負をしかけたという。
登場人物として、2001年のデビュー以来少女のように変わらぬキュートな高橋愛と、ムシューダの定番キャラクター「ムッシュ熊雄」を起用。入社3年目の若手女性クリエイターに白羽の矢を立て、企画のすべてを託した。どこまでも挑戦的である。
1988年の発売以来、“ニオイがつかないムシューダ”のキャッチフレーズで親しまれてきた、衣類を虫食いから守る安心の防虫剤ブランド「ムシューダ」。消費者の日常にこれだけ定着しているからこそ、CMでは冒険ができるというもの。引続きおもしろCMで楽しませてほしいものだ。
また、「エステーQ」のサイトでは、ムシューダCMに関連した動画や記事を順次公開中。そちらも合わせてチェックしてほしい。
『エステーQ』( http://www.st-sendenbu.com/ )
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