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東京芸術祭2020 野外劇「NIPPON・CHA! CHA! CHA!」上演決定!

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10月18日(日)〜25日(日)の期間、東京芸術祭2020の野外劇として、故・如月小春氏がオリンピック前夜の喧騒を描いた『NIPPON・CHA! CHA! CHA!』が「GLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場)」にて上演される。

再演が繰り返されてきた如月小春氏の代表作


1988年に如月小春氏の長編作品として発表され、現在に至るまでさまざまなアーティストによって再演が繰り返されてきた同氏の傑作戯曲「NIPPON・CHA! CHA! CHA!」。

今回は東京芸術祭2020の野外劇として、期せずして作品の舞台と同じ、オリンピック開催前となった2020年10月に上演されることに!


本作品の演出は、鳥取の「鳥の劇場」の芸術監督であり、幅広い作品を現代にも通ずる高い普遍性をもって演出することで国内外からの高い評価を受ける、演出家・中島諒人氏が担当。

中島氏は、『こんな状況だからこそ、みんなに芝居を見てもらいたい。(中略)一人ひとりの人間がそれぞれの輝きとともに生き続けることの大切さ、それを支える社会のあり方が問われる今である。21世紀日本の首都東京・池袋の真ん中でのこの野外劇は、私たちの社会の来し方と行く先について、いろいろな角度で考えてもらう機会になると信じている。』とコメントしている。

1964年東京五輪前の靴工場の物語


同作品は、1964年東京五輪の直前(のような時代)、高度経済成長の真っ只中の東京下町(のような場所)にある、つぶれかかった靴工場が舞台。

運動靴を作る同工場で働くことになったカズオに、工場社長の娘ハナコが自社の運動靴を履かせ、マラソンランナーとして活躍させようと企む。周囲の人々を巻き込みながら、マラソンデビューしたカズオは、まさかの快進撃。靴工場の業績はグングン伸び、みんなの生活も夢のように向上。カズオは、オリンピック代表選考のための極東大マラソンに出場が決まるが…。

気鋭の俳優14名が挑む

音楽は『渋さ知らズ』の不破大輔氏、舞台美術には建築家のアトリエ・ワンを迎え、応募者200名のオーディションから選ばれた気鋭の俳優14名が、この野外劇に挑む。

チケットは当日同額・全席自由で500円。9月26日(土)10:00から東京芸術祭公式ウェブサイトにて発売。

中島諒人氏がフルリメイクした『NIPPON・CHA! CHA! CHA!』で、芸術の秋を愉しんでみては。

■「GLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場)」
住所:東京都豊島区西池袋1丁目8-26

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