京都府のナイトツーリズム促進事業の第1弾「福知山ナイトツーリズム~福知山の夜をあそびつくす~」が、10月1日(木)から開催される。
歴史・文化と現代アートの融合
「福知山イル未来と(いるみらいと)2020~明かき光(あかきひかり)~ -明智光秀が築いた城下町 福知山-」では、大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公・明智光秀が築城した城の中で、現在唯一天守閣がある「福知山城」の全域を舞台に、福知山市の歴史や文化などを約3~5分間の大規模なプロジェクションマッピングで演出。総合演出は映像&空間ディレクター・三谷正氏がてがける。
全長約130mにおよぶ「光の川」をイメージした大規模な投影で、時をさかのぼるような感覚を与える「登坂道」。
地面に広範囲で投影し「夜の水面」に浮かぶ福知山城をイメージした「本丸広場」。
階段1段1段すべてに投影し、城特有の上下空間を楽しむことができる「北西階段」。
福知山城の石垣に投影し、光秀公以降の福知山市の歴史など魅力あるコンテンツを題材とした「北側城壁」。
全4カ所で、1周約40分となっている。開催は11月3日(火・祝)まで。
福知山の街を楽しむイベントも開催
このほか、「ザ・ワンダーナイトパーティー~10月は、福知山の夜を遊びこなす1ヶ月!~」と題して、3つのイベントが開催される。
店舗「まちのば」にて開催される「ルーフトップサロン」では、ライトアップされた福知山城が見えるビルの屋上を会場に、まちづくりの手法や公共空間の活用について学び、福知山市内の料理を楽しみながら、ゲストや参加者が交流を楽しめる。日程は10月1日(木)・10日(土)・17日(土)で事前予約制、軽食・飲み物付き3,000円。
10月17日(土)の「ナイトホッピング with ナイトホッパーズ」では、一夜限りの“移動屋台”が夜の城下町を巡る。市内のスナック・バーの店舗前に、事前に予約した利用者のみが使用できる形で飲食スペースが設置され、利用者が市内飲食店でテイクアウトした料理を持ち込み、参加者同士で交流を楽しめる。
なお別途公式サイトでは「おつまみセット」を販売し、オンラインでの参加も可能となるよう現在調整中だという。
10月24日(土)は、新町商店街で毎月第4日曜日に開催している人気のマルシェ「ワンダーマーケット」を、今回特別に伯耆丸公園で実施。福知山市や北近畿を中心に、関西圏の手づくり雑貨を扱うお店や飲食店など、約30店舗が一堂に集まる。
同イベントでは、来場者及びスタッフの感染拡大防止を徹底するため、京都府が定める「感染拡大予防ガイドライン」及び「イベント開催時の基本的な感染防止策」を遵守した対応を行う。来場の際は協力を。
■「福知山城」
住所:福知山市 字内記(内記一丁目)5
■「まちのば」
住所:福知山市中ノ28-3
■「伯耆丸公園」
住所:福知山市岡ノ二町
※写真はイメージ