数理物理学者の視点から見えるこの世界の不思議を、詩情溢れる文章で記した『銀河の片隅で科学夜話』が今年の八重洲本大賞を受賞。書店店頭での特大コーナー展開と特別ポイント特典も実施中だ。
テーマ「新しい日常」で大賞を受賞
『八重洲本大賞』とは、都内を中心に展開する書店チェーンの八重洲ブックセンターが、毎年一つのキーワードを手掛かりに、既存のジャンルには収まりきらない「すごい本」を発掘し、“もっと多くの方に読んでいただきたい!”という思いで選出するもの。今年のテーマは「NEW LIFE 新しい日常」。ノミネートされた10作品のなかから、『銀河の片隅で科学夜話』が大賞を受賞した。
選者のコメントでは、“先行き不透明な今の時期にやさしくて美しい文章が沁みます。 一気に読むのがもったいない、そして繰り返し何度も読みたくなる本です”と受賞理由が紹介されている。
受賞を記念して、八重洲ブックセンター各店では本書を大展開。さらに10月23日(金)~12月27日(日)まで、共通ポイント2倍付与キャンペーンを開催中だ。
多数の専門家から絶賛の声
“空想よりも現実の世界のほうがずっと不思議だ”と感じるような、物理学者のとっておきの22の短編を集めた本書は、既に多様な分野の専門家から絶賛の声を数多く集めている。
大森望さんは“明晰でわかりやすく、面白くて叙情的。科学と詩情。ここにはSF100冊分のネタが詰まっている”、新井紀子さんは“「21世紀の教養書」と呼ばれるにふさわしい、まことに美しい本”とコメント。科学エッセイというジャンルに留まらない広がりを見せている。
『銀河の片隅で科学夜話』1,600円(税抜)は、朝日出版社より発売中。
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