学研プラスが販売する小学生向けの児童書「10歳までに読みたい世界名作」シリーズは、やさしく読みやすい文章、アニメ風カラーイラストと、丁寧な図解ページが好評を博し、累計215万部を突破している人気シリーズ。
今回、同シリーズより、「10歳までに読みたい世界名作 三国志」が、6月17日(木)に発売される。
膨大なストーリーを1冊に凝縮
人気シリーズの第30巻として登場する「10歳までに読みたい世界名作 三国志」は、これまで幾度となく映画化・ドラマ化され、日本ではアニメ・マンガ・ゲームなど、あらゆるメディアで老若男女問わず親しまれてきた、羅貫中の「三国志演義」をギュッと1冊に凝縮。
のちに蜀を建国する劉備にスポットを当て、劉備、関羽、張飛が出会う「桃園のちかい」から、劉備の軍師・孔明が活躍する「赤壁のたたかい」までのエピソードを、子どもでも楽しく理解できるダイジェスト版として構成。曹操、孫権、周瑜、呂布ら個性豊かな武将の活躍も描かれ、魏・蜀・呉の三国時代の夜明けを華々しく演出している。
子どもが楽しく読めるポイントがいっぱい
同書では、絵が文章の理解を助けてくれるので、次つぎとページをめくって、最後まで読み進むことができる。イラストを通して物語への想像がさらに膨らみ、本を読むことが好きになりそうだ。
さらに登場人物や時代背景がわかる図解ページが設けられているため、映画のパンフレットのように名作の世界へスムーズに入ることができる。
また、「三国志」に登場する武器や、「三国志」から生まれた言葉なども紹介。学びの一歩を踏みだせる。
ベテランの作家陣が、原作の魅力をいかしながら子どもにも読みやすく編訳し、エピソードごとに章が短く分かれているのもポイント。注釈も豊富で、ストーリーの理解を助けてくれる。
夢中で読めるテンポのよい文章で、“読めた!”という達成感が、自信につながりそうだ。
■「10歳までに読みたい世界名作 30巻 三国志」
原作/羅貫中 編訳/芝田勝茂 絵/野間与太郎 監修/横山洋子
定価:968円(税込)