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多摩美術⼤学TUBにて、「ゴミ問題」をデザインを通じて考えていく企画展を開催

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多摩美術⼤学は、多摩美術⼤学TUBにて企画展「ゴミ――我々はこれからゴミ問題をどうデザインすべきなのか?展」を3月19日(土)〜4月23日(土)に開催する。

“ゴミの問題について”考える機会を

コロナ禍によって⾃分達の出すゴミの量や、社会インフラとしてゴミの収集や循環の重要性に我々は改めて気付かされた。ゴミの問題は、気候変動や資源の枯渇、フードロスとも深く関係する世界や⽇本にとって喫緊の社会課題でもある。多摩美術⼤学 TUBでは、サーキュラーエコノミーの重要性が世界で叫ばれている中、共創プロジェクト「すてるデザイン」を推進してきた。

同展では、プロジェクトの活動に加えて、世界や⽇本の先端事例や学⽣の作品を通じた課題意識などを通じて、多くの人と⼀緒に“ゴミの問題について”考える機会にしたいという。

ゴミ問題に関する⼈々の「⾏動変容」を促す

「ゴミ――我々はこれからゴミ問題をどうデザインすべきなのか?展」では、ゴミ問題の「状況を知る」「共感する・納得する」ことをテーマに、世界や⽇本を代表する先⾏事例や、「すてるデザイン」のパートナー企業・団体の先端的な取り組みの紹介、学⽣活動・作品を通して、概観や課題などをわかりく視覚化していく。また会期中にはゴミ問題を⾃分ごと化して「考える」ためのレクチャーも実施し、ゴミ問題に関する⼈々の「⾏動変容」を促すことを⽬指す。

同展のキーシンボルは、ゴミという文字でできているが、いつの間にか我々の生活を圧迫している様子をシンボル化している。


学生からは、端材を使用したスツール「Ends+」(プロダクトデザイン専攻4年 堀田港さん)、


蝋引き紙を使用した新しい化粧品の提案(統合デザイン学科4年 加藤百華さん)、


買い過ぎない・買いもの袋「I’m full」(情報デザイン学科3年 小林莉々さん)などの作品が展示される。

サーキュラーエコノミーに向けた取り組み

多摩美術大学 TUBでは、オープンイノベーションの第一弾テーマとして、モノファクトリーをハブにしながら、伊藤忠リーテイルリンク、ナカダイ、ブックオフコーポレーション、プラス、DHCと連携して、循環型社会に向けた共創プロジェクト「すてるデザイン」を立ち上げた。デザインの力を通じて廃棄物の発生抑制や、すて方自体を根本から変えることを目指している美術大学と協働企業によるサーキュラーエコノミーに向けた新しい取り組みだ。

「ゴミ――我々はこれからゴミ問題をどうデザインすべきなのか?展」で、ゴミ問題について考えてみては。

■多摩美術大学 TUB
住所:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
開催時間:11:00〜18:00 日・祝定休
入場料:無料
HP:https://tub.tamabi.ac.jp/
※多摩美術大学 TUBは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため必要な対策を講じてまいります。ご来場前はウェブサイトをご確認ください。

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