4が運営を行う、シラフをカルチャーにアップデートするプロジェクト『Shirafer(シラファー)』は、世界初となる「“シラフ”プロデュース集団」の結成を発表した。
新進気鋭のクリエイター、デザイナー陣を迎え入れ、プロデュース第一弾として「アパレル・グッズ」の展開を予告している。
トレンドは「シラフカルチャー」
コロナ禍や世界的な健康志向の高まりを経て、アルコールに関する人々の価値観に変化が起こっている。
2020年にFUNTESTが実施した「全国下戸生態調査(※1)」によると、体質的にお酒が飲めない従来の「下戸」に加えて、健康志向や社会的な制約から自分をコントロールし、お酒をあえて飲まないという選択をする「ニュータイプ下戸」が増加傾向であることが分かったという。
推定値となるが、双方合わせて日本の人口の約40%、4,000万人がほとんどお酒を飲まないと推計でき、その比率はこれからますます増えていくことが予想されているそう。
また、2021年には、その年の食のトレンドを反映する「今年の一皿(※2)」においては「アルコールテイスト飲料」が大賞を受賞。市場の注目度の高さを物語っている。
そんな新しい時代に向けて『Shirafer』が発信するメッセージは、『シラフでも、イケるだろ?』。
飲まない・飲めない人のみならず、「飲む人」も同じ空間・感情・時間を共有し、誰もが楽しくカンパイできる社会を目指すという。
プロジェクト第一弾はアパレル
そんなカルチャーの創造を目指し、プロジェクトの第一弾としてアパレル・グッズをプロデュース。
「誰もが自由にカンパイできる世界」を実現するために、これまではマイノリティで、ネガティブな立場に置かれることの多かった「下戸」や「シラフ」という概念を、カルチャーにアップデートするという想いを込めたアイテムを限定販売する。なお、ラインナップは今後も新作を更新予定だ。
世界的なトレンドであるノン・ローアルコールブームをカルチャーにアップデートする『Shirafer』。これからのプロジェクトにも注目してみては。
『Shirafer』プロジェクトサイト:https://www.shirafer.com
※1 出典:下戸図鑑(FUNTEST監修:代表 岡部 亮司氏)
※2 「今年の一皿」公式サイト(主催:ぐるなび総研)