湖池屋・テラサイクル・福岡県宗像市が連携し、湖池屋JAPAN PRIDEプロジェクト『Save the Sea~地島ビーチクリーン~』が4月9日(土)に実施された。
宗像の海をテーマとした商品を発売
湖池屋は、“日本の誇り”である風土・文化や、それらが生み出す素材を「湖池屋プライドポテト」に込めて発信するプロジェクトとして、2018年2月より、湖池屋JAPAN PRIDEプロジェクトを始動。
2018~2021年の4年間に亘って、宗像市とともに世界遺産のまち宗像の海をテーマとした「JAPANプライドポテト」が発売されてきた。
地域の人々とともに推進
湖池屋は、宗像市の掲げる『海への感謝(Save the Sea)』をテーマに、これまで商品を通じた寄付を実施してきたが、『Save the Sea』活動を地域の人々とともに推進していきたいとの想いを抱いたそう。
そこで、革新的なアイディアで今までリサイクル不可能と思われてきたもののリサイクルを実現し、これまでも海洋プラスチックを使った製品を提供してきたグローバル企業であるテラサイクルと協力し、湖池屋・テラサイクル・宗像市の連携により『Save the Sea~地島ビーチクリーン~』が実施された。
地島の海岸清掃に約130名が参加
清掃活動を実施した地島は、世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の緩衝地帯でありながらも、なかなか定期的な清掃活動が実施されず、漂着する海洋プラスチックをはじめとした海洋ゴミの処理が課題となっていたそう。
今回の清掃活動は、湖池屋・テラサイクル・宗像市だけでなく、地島の小学生たちをはじめとした島民、ボランティア団体、九州大学大学院等の人々も協力し、約130名で実施された。
参加した人々の協力により集められたペットボトル、空缶、瓶などの漂着ゴミは、グリーンネットというゴミ回収袋で約600袋に上り、その他にポリタンクや漁網などの大型のゴミも回収された。
海洋プラスチックは買い物かごにリサイクル
回収した海洋ゴミの内、海洋プラスチックについては、宗像市等で回収した海洋プラスチックとあわせて、テラサイクルの協力のもと、再生樹脂を使用した“買い物かご”へとリサイクルされる。
こちらの“買い物かご”は、道の駅むなかたをはじめ、宗像市近郊のスーパー等の商業施設に設置される予定だ。
湖池屋は今後も、豊かな自然を育む“宗像の海”を守り、未来へとつなげることをテーマとした新しいSDGs活動を展開していきたいと考えているそう。
この機会に、湖池屋JAPAN PRIDEプロジェクトの歴史をチェックしてみては。