ゲーム会社のアメージングは、大阪なんばにて、高校卒業資格も取得可能な「大阪eゲームズ高等学院」を4月に開校した。
実務をベースにしたゲーム全般の基礎が学べる
「大阪eゲームズ高等学院」は、今話題のeスポーツはもちろん、ゲーム制作や実況、関連イベントなどゲームにまつわる多くの分野を幅広く学べる通信制高校サポート校。
ゲーム会社が現場で磨いた動画教材による専門カリキュラム、esportsチームの運営経験やゲーミングスクールの指導実績を始め、プロゲーマーの講義、声優によるワークショップ、ゲーム制作者による講義など、実務をベースにしたゲーム全般の基礎的な教養を身につけることができる。ゲームを仕事にして働いているプロの存在を身近に感じながら学べるのがポイントだ。
実践できる人物を育てる学校
同校は、『ゲームだけにとどまらず創造性を発揮し、技術を磨き、何事にも好奇心を持って積極的に取り組み、得たものを発信する』力を育てる学校。
20年以上ゲーム開発に携わってきたアメージングは、職業としてのゲーム業界の楽しさだけでなく、厳しさも知っている。その上でesportsやゲーム実況など、プレイヤーサイドを含めたゲーム文化への総合的な学びを中心に「ゲーム業界で生きていくこと≒働くこと」「職業としてのデジタルエンターテインメント」を知り、実践できる人物を育てていく。
プロゲーミングチームによる指導も
同校では、“指定タイトルの○○をプレイする”という仕組みではなく、自分でタイトルを指定して部活時間内で取り組む。主軸であるApex Legendsでは、同社がプロデュースしているプロゲーミングチーム「Revolution in esports Affairs(ReA)」が指導する。同チームは、小学生以上対象の対面型eスポーツスクール「ReAゲーミングスクール」を開講しているほか、Apex Legendsの公式大会のプロリーグにも進出しており、競技シーンはもちろんeスポーツ教育のノウハウや実績を持つ。
また、多くの専門講義をスマホ、タブレット、PCで受講可能なオンライン教材で実施。対面でしか学べないレッスンは、登校日である土曜日にプロゲーマーなどの講師によるグループワークを行うので、週1日から自分のペースで学習することが可能だ。
9名の新入学生が学校生活をスタート
4月11日(月)には、9名の新入学生を迎え、記念すべき第1回目の入学式を実施した。
今の生徒にとって“一番好きな事”はゲームをプレイすること。得意なこと、好きなことに対して全力で向き合えば、デジタルエンターテインメントの世界で生きる力を養う事ができる。それは決して楽ではないが、同社はその険しさを知っているからこそ、3年後に同じ業界で活躍している姿を楽しみに、全力で生徒と向き合いサポートしていくという。
■大阪eゲームズ高等学院
住所:大阪府大阪市浪速区1-4-1 OCATビル4F
HP:https://osakaegames.com/