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深く、深く塗る。「細田豊の漆器展」が『駿府の工房 匠宿』にて6月10日から開催

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静岡市の伝統工芸体験施設『駿府の工房 匠宿』の匠宿伝統工芸館にて、細田豊氏の漆器展が6月10日(金)~7月17日(日)まで開催される。

細田豊氏の漆器と技に出合う


細田漆工所・漆塗師の細田豊氏は、昭和12年5月、静岡市に生まれた。昭和28年より祖父に師事し、漆器塗装に従事。漆塗師でありながら木地となる桧(ひのき)を曲げるところから製作する独自のスタイルを確立し、精力的に多くの作品や商品を世に送り出してきた。


特に、布目吸い上げ技法・螺鈿加飾技法に優れ、中央展にも出品し入選、入賞を果たしている。また、静岡市で長く活躍し、静岡市伝統工芸技術秀士の指定を受けている。

しかし、2022年1月に惜しまれながらも逝去。同展では、繊細な技術を有し。業界の発展に寄与した同氏の遺された作品や、それらを製作するため日々使用されていた道具などが紹介される。

『駿府の工房 匠宿』にて開催


開催期間は、6月10日(金)~7月17日(日)で、入場料は無料。作品や道具から溢れる同氏の個性と、今後も駿河漆器に受け継がれていく技術を、この機会に見てみては。

■細田豊の漆器展
会場:駿府の工房 匠宿内 匠宿伝統工芸館
住所:静岡県静岡市駿河区丸子3240-1
開催期間:6月10日(金)~7月17日(日)
営業時間:10:00~19:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜
URL:https://takumishuku.jp/news/

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