grigryは5月30日(月)、公式サイトにてお守り型の護身・みまもりデバイス「omamolink(オマモリンク)」の発売を開始した。
代表の体験から生まれたプロダクト
比較的治安が良いと言われている日本においても、推計で年間52,000件以上の性犯罪が発生している。性暴力被害に遭うことは決して他人事ではないが、多くの女性は防犯アイテムを所持していない。
自身の身を守る有効な選択肢があまりなく、また、大切な人の危険な状態を知る術も守る術も乏しいのが現状だ。
同社代表の石川氏は、過去に性暴力被害に遭った経験があり、また大切な人の突然の死に立ち会えなかった経験から、一人でも多くの人がそのような辛く悲しい目に遭わないようにとの思いで「omamolink」を開発したという。日頃持ち歩いている人が多い「お守り」に着目し、お守りとテクノロジーを融合させている。
同製品の企画にあたっては、GPS通知、防犯ブザー、録音など多彩な護身機能を入れつつ、どうしたら使用者が楽しく持ち歩けるかという点を大切にしたという。
石川氏は「omamolinkを通して、人と人が繋がり合い、見守り合うことでより優しい世界を作っていきたいと思っています。一人でも多くの方が「防犯」や「護身」を楽しく日常に取り入れていただけるようになったら嬉しいです」とコメントしている。
「omamolink」の特徴
同製品には、振動検知機能が搭載されている。ユーザーがカバンを上下に振るだけで起動するので、とっさの時にすぐに使える。
また、防犯ブザーのみならず自動録音機能も搭載されているため、証拠も残せる。さらに、緊急連絡先である「みまもりびと」には、SOS発信時にだけ位置情報が届く仕組み。このため、監視・束縛感はゼロでプライバシーも配慮できる。
購入は「omamolink」の販売サイトから。価格は、本体デバイス+2年間の通信費込みで24,800円。2年間は使い放題となり、3年目以降は月額580円を想定しているという。
いざというときに備えて、「omamolink」を自分、そして大切な人に贈ってみては。
「omamolink」販売サイト:https://www.omamolink.net