夏の風物詩であるほたるを、自然豊かな環境で鑑賞できるイベントが各地でスタートしている。
奥湯河原の旅館で「蛍の宴」を開催
奥湯河原の「海石榴つばき」では、「蛍の宴」が6月11日(土)よりスタートしている。
昨年は8日間の開催だったが、大好評につき今年は7月10日(日)までの約1か月間にわたり開催予定。夜の館内庭園に舞う無数のほたるを愉しむことができる。今回は初の試みとして、特別プランで宿泊した場合は部屋からでもゆっくりと愉しめる「蛍鑑賞セット」を用意。そのほか、姉妹館の「山翠楼SANSUIROU」でも、海石榴「蛍の宴」入園券付きの特別プランを販売している。
館内庭園の入園時間は19:30~21:30で、最終入園は21:10。雨天により中止になる場合や、気象条件などにより、ほたるを見ることができない場合もある。また、感染症対策として、マスクを着用して私語をなるべく控えながら、1人20分~30分程度の鑑賞に協力しよう。
夏の避暑地・奥湯河原にて、都会では見られない風景と夏の風物詩特典付きの特別プランで、思い出の1ページを作ってみては。
■海石榴つばき
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上776
海石榴 特別プラン予約:https://asp.hotel-story.ne.jp/ver3d/ASPP0200.asp?hidSELECTPLAN=A6VK5&hidSELECTCOD1=04040&hidSELECTCOD2=001
山翠楼 特別プラン予約:https://asp.hotel-story.ne.jp/ver3d/ASPP0200.asp?hidSELECTPLAN=A6VK6&hidSELECTCOD1=04030&hidSELECTCOD2=001
都内で楽しむほたる鑑賞もおすすめ
都内でほたる鑑賞を楽しみたい人には、よみうりランドが運営する新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」で開催されるほたる観賞イベント「ほたるびより」がおすすめ。
近年あまり見ることができなくなったほたるの姿を取り戻すため、よみうりランドでは2009年から環境づくりを行い、ほたるの飼育を行ってきた。
今年も、昨年に引き続き「HANA・BIYORI」園内の小川で、ゲンジボタルやヘイケボタルが淡い光を放ち飛び交う様子を鑑賞できる。
開催日時は6月3日(金)~7月3日(日)の金・土・日曜日に加え、6月6日(月)、6月13日(月)の合計17日間。鑑賞イベントは19:30~21:00に開催され、「HANA・BIYORI」入園料のみで参加できるが、ほたる観賞には先着の観賞整理券が必要となるため、入園口にて人数分を受け取ろう。なお、雨天時や強風時はほたるが見られない可能性がある。
また、園内には七夕の短冊を飾れるコーナーを設置するほか、ほたる勉強会など子どもも楽しめるイベントを開催予定。詳細は、公式サイトにて随時更新されている。
■HANA・BIYORI
営業時間:10:00~21:00
通常入園料:中学生以上1,200円(税込)、シニア1,000円(税込)、3歳~小学生600円(税込)
ナイト(16:00〜)入園料:中学生以上900円(税込)、3歳~小学生500円(税込)
公式サイト:https://www.yomiuriland.com/hanabiyori/
今年の夏は、ほたるの柔らかな光を見つめながら、心穏やかなひとときを過ごしてみて。