全国のフルスタックエンジニアを活用したDX推進事業を展開していBTMは、新規開発拠点として「仙台ラボ」を6月に開設した。

「仙台ラボ」を開設した背景

同社が「仙台ラボ」を開設した背景について説明したい。

仙台市は、人口100万人以上を誇る東北地方で唯一の政令指定都市であり、東北地方の政治と経済の中心地だ。大都市でありながら自然と調和した「杜の都」として知られ、市内を流れる広瀬川やケヤキ並木といった美しい自然がある。市内中心部も、木々が生い茂る通りや公園等の緑に溢れている。

仙台市の面積は宮城県全体の10％に過ぎないが、県内の都市機能の多くが集中し、域内総生産は県全体の半分以上、東北地方全体の約15％を占めている。

また、東北地方を管轄する企業の支店や国の出先機関も仙台市に集中している。同社は35兆円超の経済規模を持つ東北地方進出を見据える拠点の立地場所として、最も適した都市と判断し「仙台ラボ」の開設に至ったとのこと。

今後の展開について

「仙台ラボ」では、同地在住のエンジニア、同地へのUターンや移住等を希望するエンジニアに就業機会を提供し、東京本社を含めた全国の同社エンジニアとのリモート連携を中心とした開発業務に携わってもらうという。

また、中長期的には開発機能に加えて営業機能も持たせ、仙台や東北の企業、自治体等のIT化やDXに係る提案や案件の獲得にも尽力していくとのこと。

「仙台ラボ」の今後の展開に、仙台在住の人は勿論、Uターンや移住等を希望するエンジニアも注目してみては。