女性後継者の経営者としての学び・成長を支援する「跡取り娘共育協会」は、女性後継者を意味する「跡取り娘」への理解や支援の輪を広げるため、書籍「跡取り娘物語 魅力あふれる女性たちの事業承継奮闘記」を6月17日(金)にAmazonで発売開始した。
事業承継することによる壁
事業承継は、まだまだ男性が主体であることが多く、都市部から離れるとその傾向は強くなるという。
横を見ても男性ばかり。また、自身が妻でもあり母でもあることで、どうしても制約が生まれたり、壁が生じてしまったりすることもあるという。
彼女たちがいかに苦境を乗り越えて、自分達の人生と家族、社員、得意先との関係をどう構築し、経営者としていかに成長してきたか。
その一方で経営者として、彼女たちの思いが業界や地域社会にとって斬新な取り組みとして、新たなイノベーションを生んでいるのか。
15名の「跡取り娘」がロールモデル
同書は、15名の「跡取り娘」たちがロールモデルとされている。それぞれの事業承継において発揮されるリーダーシップ、潔い発想の転換によるイノベーションや新規事業創設など、多種多様で、これぞ今の時代に必要なD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)といった具体的なケーススタディだ。
15名の人々が実際に辿ってきた道のりは、大きな葛藤を抱え孤独が続く日々。しかしそのすべてが、後に続く次世代の女性の活躍に、沢山の知恵と希望と夢を与えてくれることだろう。
同書の参考価格は、ペーバーバック版が1650円(税込)、Kindleが1250円(税込)だ。
自身が「跡取り娘」である、または家業を支える一員であるという人はもちろん、「跡取り娘」を支援するすべての人々へ手に取ってもらいたい一冊だ。女性の特性を活かした事業承継が、経済社会においていかにインパクトがあるかを、同書を通じて理解してみては。
跡取り娘共育協会公式サイト:https://atotorimusume.com/