フィルムアート社から、漫画家よしながふみ氏初のインタビュー本『仕事でも、仕事じゃなくても 漫画とよしながふみ』が、7月26日(火)に発売された。
よしながふみ初のインタビュー本
2020年末に完結した『大奥』が第42回日本SF大賞に輝くなど内外で高く評価されているほか、現在連載中の『きのう何食べた?』がドラマ化、映画化され新たなファンを獲得している漫画家よしながふみ氏。
『仕事でも、仕事じゃなくても 漫画とよしながふみ』1,980円(税込)は、そんな彼女が、自身の歩みや自作の制作背景、愛してやまない漫画について語った初のインタビュー本だ。
プロデビュー前の話も収録!
同書には、20時間超におよぶインタビューがまとめられており、『大奥』や『きのう何食べた?』はもちろん、商業デビュー作の『月とサンダル』、初めてBL誌以外で連載された『こどもの体温』、月9ドラマの原作となった『西洋骨董洋菓子店』、さまざまな女性たちを描いた『愛すべき娘たち』などの単行本化された全作品について、よしなが氏自身の仕事観を交えながら語っている。
作品や仕事のことだけではなく、幼少期の思い出、小学時代や中学時代に影響を受けた漫画、高校で所属していた漫研でのエピソードのほか、大学時代に行っていた同人活動のことなど、プロデビュー前の話もたっぷりと収録。また『大奥』が完結したあとの、これからの展望についても述べられている。
カバーイラストはよしながふみ描き下ろし
インタビューは、BLに造詣が深く、これまでに何度もよしなが氏への取材を行っているライターの山本文子氏が担当。同氏の質問によって、よしなが氏の思考や姿勢に深く触れられる内容になっている。また、装画はよしなが氏の描きおろしだ。
一部書店にてポストカードを配布
一部書店では、同書の購入者特典として、ポストカードを配布予定。ポストカードは無くなり次第終了となる。また、電子書籍は近日中に一部サービスで予約開始、発売は9月中旬を予定している。
この機会に『仕事でも、仕事じゃなくても 漫画とよしながふみ』を手に取ってみては。