「Gab」は、10月30日(日)に長崎県長崎市にて開催予定のゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中長崎編」に企画協力として参画する。
清走中
「清走中」は、ゴミ拾いにゲーミフィケーション(※)を融合したゲーム感覚ゴミ拾いイベント。
チームで協力して拾ったゴミの種類や重量、スマートフォンで通達されるミッションの達成度などがポイント換算され、上位チームには豪華景品が贈呈される。
ポイ捨てされたゴミがアイテムに変わり、街全体がゲームエリアとなるような世界観を演出することで「楽しさ」を入口にゴミ問題について考える機会を提供できる近未来の環境教育コンテンツだ。
クラファンで342万円の支援を獲得
「清走中」は、昨年度、長野県内で10回のイベントを実施したが、イベント開催の度に寄せられる大きな反響に加え、2月11日~3月31日の期間で実施したクラウドファンディングにおいて目標金額を大きく上回る342万円の支援を得ることができたため、2022年度はイベントを日本全国で開催している。
今年度は「清走中」を、東京都渋谷区、広島県大崎上島町、東京都板橋区、山梨県甲府市、新潟県上越市の全国5箇所で開催し、全イベントで参加チケットが即完売となる等大盛況となっているそうだ。
長崎市で開催を決定した背景
今回長崎市で、「清走中長崎編」を開催する契機となったのは、長崎県内で海ごみ問題に対する活動を行っている「冒険する長崎プロジェクト実行委員会」との出会いがきっかけだったそうだ。
観光地としても賑わい、豊富な海洋資源を有する長崎市だが、海岸には中国・韓国から大量のゴミが漂着し、見るも無残な姿になってしまっているという。
そこで同社は、「冒険する長崎プロジェクト実行委員会」、共催として参画する、「長崎のもざき恐竜パーク」と連携し、「清走中 長崎編」を開催することとなった。
10月29日(土)、30日(日)は「長崎のもざき恐竜パーク」の開業1周年を飾る記念すべき日とも重なるため、地元住民が楽しみながらゴミ拾いをした結果、海岸もきれいになり、「長崎のもざき恐竜パーク」を中心とした地域コミュニティが賑わうきっかけを創出するという。
事前登録が必要
「清走中 長崎編」の参加費は無料だが、電子チケットが必要なため、事前登録が必要。参加希望者は申込サイトより受付を。
ゲーム感覚ゴミ拾いができるイベントである「清走中長崎編」に参加してみては。
■清走中長崎編
開催日:10月30日(日)
受付開始:13:45ゲーム開始予定:14:30ゲーム終了予定:16:30
受付場所:長崎のもざき恐竜パーク
参加費:無料
申込サイト:https://t.livepocket.jp/e/seisouchu-nagasaki
(※)「ゲーミフィケーション(Gamification)」は、ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用することを言う。ゲーム感覚で楽しみながら、ストレスを感じさせない学習や行動に効用がある事で近年研究が進んでいる。
(角谷良平)