1月23日(日)に発生した火災により「別院食品」の工場が焼失。「よつ葉ホームデリバリー」が扱う豆腐や揚げ類などの商品全ての製造停止から7ヶ月余が過ぎた9月中旬から、一部商品の注文受付が再開となった。
多くの人に支えられて復活
ここに至るまでには、「よつ葉会員」をはじめ、「別院食品」の豆腐づくりに使用している全国各地の大豆生産農家や関連企業など、数え切れないくらい多くの人々から励ましの言葉、支援金が寄せられた。
同社は、時に折れそうになる心を支えてもらったという。
8月下旬ようやく試作品製造に
「部分的にでもまず現場に人が戻って生産が再開できることを目指そう!」と、焼跡に残された使える機材の運び出しと洗浄に始まり、新たな場所の確保から製造システムの再構築へと進めていく作業は、なかなか予定通りに運ばないことや、いくつものトラブルに直面しながらも、8月下旬ようやく試作品製造に至ることができたそうだ。
販売を再開したのは、一部の豆腐とおからなど。同社は、工場完全復活に向けてはまだ道半ばではあるものの、スタッフ一同、これまで以上に味わい深い商品を届けられるようにと日々取り組んでいるという。
YouTubeでは、豆腐作りへの想いも
「よつ葉ホームデリバリー」の公式YouTubeチャンネル「よつ葉HDチャンネル」では、映像プログラム「よつ葉ホームデリバリーを知ろう!別院食品復活」で、火災から再始動に至るまでの道のり、スタッフの豆腐作りへの想いが綴られている。
「よつ葉ホームデリバリー」
「よつ葉ホームデリバリー」は、関西一円で約4万世帯の会員(消費者)を対象に、無・減農薬の農産物、化学合成の添加物を使わない食品など、信頼できる食べ物・生活雑貨品をカタログにて販売、自社トラックで個人宅配している。
また、農業や畜産、そして精肉、ハム、精米、豆腐、パン、惣菜工場を運営するなど、食べ物づくりに自ら積極的に関わっている。
火災から再始動に至るまでの道のり、スタッフの豆腐作りへの想いを知ることのできる、映像プログラム「よつ葉ホームデリバリーを知ろう!別院食品復活」をチェックしてみては。
「よつ葉ホームデリバリーを知ろう!別院食品復活」:https://www.youtube.com/watch?v=CEkXn-ocFRM&feature=youtu.be
よつ葉ホームデリバリー公式サイト:https://www.yotuba.gr.jp/
(角谷良平)