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「本と暮らしのあるところ だいかい文庫」グッドデザイン賞を受賞。展示会でも紹介

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ケアと暮らしの編集社が運営する「本と暮らしのあるところ だいかい文庫」が、2022年度グッドデザイン賞を受賞した。また、グッドデザイン賞審査委員によって選出される「私の選んだ一品」に選ばれ、10月7日(金)~11月6日(日)の期間、GOOD DESIGN Marunouchiで行われる展示会で紹介される。

グッドデザイン賞

グッドデザイン賞は、日本デザイン振興会が主催する、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組み。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加している。受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれている。

誰もが集まれる図書館


兵庫県豊岡市の「本と暮らしのあるところ だいかい文庫」は、既存の制度上にある縦割りの医療福祉の相談の場、同質性の高いマイノリティの居場所ではなく、本というテーマに共感した人、誰もが集まれる図書館。図書館としても、居場所としても使え、お店番という役割を持てる。

本が好きなら、障害、高齢者等のカテゴリーに関係なく自分に合った使い方ができるケアとまちの拠点だ。また、医療福祉専門職の相談員がいて、フォーマルなサービスやありふれた地域の場も含めたコミュニティを処方する社会的処方の拠点となっている。

審査委員セレクション


「私の選んだ一品 2022年度グッドデザイン賞 審査委員セレクション」は、2022年度グッドデザイン賞審査委員が選ぶ、個人的なお気に入りや気になる受賞デザイン約90点を、審査委員のコメントとともに紹介するグッドデザイン賞の人気企画。本と暮らしのあるところ だいかい文庫も選出され、パネル等で紹介される。

審査委員コメント

審査員の飯石藍委員は、「一箱本棚オーナーを募るシェア型図書館の形を取りながらも、立ち上げたのは地元在住の医師。本を通じた場所でありながら、ケアし合える・気軽に相談し合える・居場所となる拠点としての機能を果たしている。まちと人、まちとケア・医療福祉等、多くの分断された関係性を紡ぎ直す素晴らしい取り組み」とコメントしている。

会場に足を運んで、「本と暮らしのあるところ だいかい文庫」の魅力をのぞいてみて。

■私の選んだ一品 2022年度グッドデザイン賞 審査委員セレクション
日時:10月7日(金)~ 11月6日(日) 11:00〜20:00 会期中は無休
入場料:無料
会場:GOOD DESIGN Marunouchi
住所:東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F

(ソルトピーチ)

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