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大田区商店街連合会が衣類回収プロジェクトを実施!世代を越えた交流促進イベントも

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大田区商店街連合会の取り組みをご紹介!不要な衣料品の回収・交換を行うイベント「Fashion X」と、世代を越えた交流促進イベント「大森山王マルシェ~スイーツビッグフォレスト~」をチェックしよう。

衣料品を捨てない社会に向けた商店街の挑戦


大田区商店街連合会は、11月3日(木)に開催される「蒲田東口商店街こどもフェスタ2022」で、不要な衣料品の回収や交換を行うイベント「Fashion X」を、ONE Xや蒲田東口商店街商業協同組合と開催する。また、当日は取り組みに賛同した青山商事より提供されたアップサイクル製品を特別展示する。


「Fashion X」とは、不要な衣料品を参加者が互いに持ち寄って行う物々交換イベントを意味し、リユースとリサイクルにより衣料品の廃棄を減らす取り組み。回収した古着は、他事業者と連携して、リデュース、リユース、リサイクルする。衣料品を捨てない社会に向けた商店街の新たな挑戦の一つとなっている。

開催日時は、11月3日(木)12:00~16:00。JR蒲田駅東口 蒲田東口商店街ぽぷらーどで行われる。洋服の回収は全て無料。洋服の交換は任意での参加(有料)で、金額は交換点数により異なり、1点交換1,000円(税込)、2点交換1,500円(税込)、3点交換2,000円(税込)。

商店街という日本の良き文化が、時代に適応しながらも、後世にも価値を残していけるような取り組みとして開催される「Fashion X」。近くに住んでいる人は、不要になった衣料品を持ち込んでみては。

蒲田東口商店街公式HP:https://www.e-kamata.jp/

子どもの職業体験を通じて世代を越えた交流を実現


また、大田区商店街連合会は、地域経済とコミュニティ機能を強化する「大田区商店街 活性化プロジェクト」を実施している。同プロジェクトの一環として、子どもたちが商店街から集めたスイーツを販売するイベント「大森山王マルシェ~スイーツビッグフォレスト~」が、10月2日(日)に大森柳本通り商店街で開催された。

近年、核家族化やコロナ禍により、おひとりさま利用や個人による店舗運営が増加。商店側も利用客側も個人化するなど、商店街の人間関係の分断・希薄化が進んでいる。商店街関係者の中からは「現在は無人販売機も盛んになっている。コロナ禍で更に加速していくモノだけのやり取りで本当に良いのだろうか、商売があるからこその地域住民との関係づくりはできないものか」といった声が出ている一方で、目の前の自分の店舗を回すことで精一杯になっているという課題があった。

このような状況を受け、地域の世代を超えた交流・会話を生み出し商店街を活性化させることを目的に、「大森山王マルシェ~スイーツビッグフォレスト~」が行われた。


当日は、地域から集まった子どもたち10名以上が参加し、商店街内の各店舗から仕入れたスイーツ関連の食品・食材を販売。商品を販売するためのPOPづくりから実際のお金や商品のやり取り、声掛けを含めた購入者のお見送りまで、すべての販売の流れを体験した。会場には地域の親子や家族、おひとりさまの他、カップルや地域の高齢者も訪れた。


子どもたちは、エプロン姿で各スイーツブースの店員さんやイベント会場全体の受付・お会計を担当しながら、休憩時間には家族や地域の人々と一緒にスイーツを楽しみ、隣接する公園でそのまま走り回って遊ぶなどした。商店街ならではのコンテンツを活かしながら、職業体験を通じて“商い”の楽しさや地元のお店への貢献、地域の活性化に繋がるイベントになった。

住む人が気軽に参加できるさまざまなイベントを開催する「大田区商店街連合会」。今後の企画にも注目だ。

大田区商店街ナビ公式HP:https://otakushoren.com/

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