「クィーンズジュエリー」は、11月15日(火)から、国内ではまだ取り扱いの少ない「ラボグロウンダイヤモンド」を使ったジュエリーの販売を開始した。
圧倒的な低価格で提供
「クィーンズジュエリー」では、これまで手掛けてきたジュエリーオーダー、リフォームにも「ラボグロウンダイヤモンド」を利用することも出来るようになった。
天然ダイヤモンドと品質、結晶構造は同じながら、圧倒的な低価格で提供できる「ラボグロウンダイヤモンド」を使うことで、これまで憧れだった1ctダイヤモンドのリングやネックレスがより身近になる。結婚記念日や誕生日などプレゼントにもおすすめだ。
同社では、来店でサンプルを見ながらジュエリーオーダー・リフォームの検討が可能。「ラボグロウンダイヤモンド」に関わる質問にも答えてくれるそうなので来店してみては。
12月にはECサイトを公開予定
また、来店が難しい人には、電話やメールの相談も受け付けているという。また、12月には「ラボグロウンダイヤモンド」を使ったジュエリーを販売するECサイトも公開予定だ。
ラボグロウンダイヤモンド
「ラボグロウンダイヤモンド」は、直訳すると「研究室で生まれたダイヤモンド」。地中から掘り出される天然ダイヤモンドと異なり、科学技術によって合成された人工ダイヤモンドだが、天然のダイヤモンドと同じ成分、同じ光学特性、同じ結晶構造を持っている。そのため、モアサナイトやキュービックジルコニアと異なり、正式なダイヤモンドと認められている。
「ラボグロウンダイヤモンド」と天然のダイヤモンドの違いは、人工的に作られたものか、地中から採掘されたものかというだけだが、価格は天然ダイヤモンドの1/2~1/4ほど。カラット数が大きいほど、天然ダイヤモンドとの価格差も大きくなる。
米国では多くの人が天然ダイヤモンドを想定していた予算で2倍のサイズの「ラボグロウンダイヤモンド」を購入しているそうだ。
インクルージョンが少ない
「ラボグロウンダイヤモンド」のメリットを紹介しよう。天然のダイヤモンドはその生成過程で石の中に不純物である「インクルージョン」が混ざってしまうことが多く、ダイヤモンドの品質を表す4Cの一つであるClarity(透明度)でこれを評価する。
「ラボグロウンダイヤモンド」は人工的に不純物を取り除いた環境で製造されるため、不純物が極端に少ないという特徴がある。
品質が揃えられる
「ラボグロウンダイヤモンド」は、人工的に条件をそろえることで同じ品質のダイヤモンドを製造することが可能。そのため、ダイヤモンドのピアスで左右の品質をそろえて購入する、などが簡単にできる。
エシカル
天然ダイヤモンドの採掘には、従来から、奴隷労働、自然破壊、環境汚染、得られたお金が紛争の資金源になっている、等多くの問題が指摘されていた。しかし、ラボで生まれる「ラボグロウンダイヤモンド」の製造においてはそのようなことが無く、「ギルトフリーダイヤモンド」とも呼ばれている。
国内ではまだ取り扱いの少ない「ラボグロウンダイヤモンド」をチェックしに「クィーンズジュエリー」を訪れてみては。
■クィーンズジュエリー
住所:大阪府大阪市中央区南船場3-2-6大阪農林会館ビル503
クィーンズジュエリー公式サイト:https://www.queensjewelry.jp/
(角谷良平)