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【北海道】1ヶ月弱で目標金額300%を達成!アイヌ文様ストールのクラファンは1月28日まで

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北海道札幌市在住のアイヌ民族の刺繡家・早坂ユカ氏が、2022年12月16日(金)よりクラウドファンディングサイト「Makuake」にて、アイヌ文様をデザインしたストールを販売中だ。

クラウドファンディングの実施は、1月28日(土)まで。

アイヌ文化を全国に発信したい


「アイヌ文様ストール」は、2020年に札幌市が立ち上げた「SAPPORO AINU PRODUCTS」事業の一環として、同氏が試作品を制作したもの。同事業では、「現代の暮らしの中に息づくアイヌ文化を。」というコンセプトのもと、様々なアイヌプロダクトが生み出された。

今回は、「SAPPORO AINU PRODUCTS」事業で試作されたストールを実際の商品として、多くの人のもとに届けたいと同氏が思い、クラウドファンディングが立ち上げられた。同氏は、「伝統的なアイヌ文化と現代的なファッション感覚の融合に挑戦し、アイヌ文化を全国に発信することを目指しています」と話している。

大好評につき目標金額の300%を達成!

2022年12月16日(金)より、クラウドファンディングサイト「Makuake」で、初めて一般販売を開始したところ、初日から目標金額を達成。現在にいたるまで多くの注文があり、販売を開始してから約1ヶ月弱経過した現在では、当初の目標金額の300%を達成している。

なお、売り上げの一部は、アイヌ民族の子どもたちの教育資金として札幌アイヌ協会に寄付される予定。同プロジェクトは、アイヌ文化の価値を高めて資金を集め、アイヌの子どもたちを支援する取り組みでもある。

伝統が持つ美しさを、求めやすい価格で

刺繍家の早坂ユカ氏は、アイヌ文様の刺繍がもつ美しさをもっと一般の人に知ってほしいと考えていた。しかし、アイヌ民族の女性たちがつくり出す伝統的なアイヌ文様の刺繍品は、とても美しい工芸品であると同時に、すべてが手仕事でつくられるため高価にならざるをえない。

そこで、その伝統が持つ美しさをそのまま活かしつつ、普段の暮らしの中で使ってもらえるよう、より求めやすい価格で提供することを目指して作られたのが「アイヌ文様ストール」だ。ストールの半分にあしらわれたアイヌ文様は、単なるグラフィックとしての模様ではなく、実際のアイヌ刺繍の味わいを感じられるよう、刺繍のステッチの風合いを活かして図案化されている。


素材はポリエステルで、サイズはW170cm×H90cm。カラーはオレンジ/ネイビーの2色から選ぶことができ、価格はどちらも18,000円(税込)だ。

クラウドファンディングは1月28日(土)まで。ストールを手に取って、アイヌ文様の美しさや意味を体感してみては。

Makuake:https://www.makuake.com/
プロジェクト名:アイヌ文化を全国へ|受け継がれる伝統の文様をもっと自由にカジュアルに|ストール

(オガワユウコ)

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