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【長野県諏訪市】「上諏訪温泉 しんゆ」リニューアル。車椅子・視覚障がい者へ配慮した料亭などが誕生

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長野県諏訪市にある温泉旅館「神秘なる諏訪湖に心癒される宿 上諏訪温泉 しんゆ」は、2022年に10周年を迎え、2期に分けてリニューアル工事を実施している。

そして2022年12月29日(木)、一部を除く第2期工事を終え、リニューアルオープンした。

景色・温泉・料理で癒やされる宿

同旅館は、諏訪湖を一望できる客室と自家源泉「美翠源泉」が注ぐ温泉で癒やしのひとときを過ごせる宿。食事は、個室料亭にて地産地消の創作和会席を楽しめる。また、宿泊者限定で諏訪大社四社を巡る無料参拝バスも利用可能だ。


そんな同旅館が10周年を記念し、“人生最後の旅行”をテーマに、ユニバーサルデザインを採用した設備を導入する、2期にわたる大規模リニューアルを計画。2022年10月より第2期工事が始まり、2ヶ月間休館していたが、12月29日(木)にリニューアルオープンした。なお、現在は一部客室とパブリックスペースを工事中で、第2期工事の終了は2月を予定している。

第1期工事、客室・貸切温泉などを改装

第1期工事は、2022年5月にスタート。


8月には、諏訪湖を望む露天風呂付きユニバーサルデザインルーム8部屋が完成し、


9月には、車椅子のまま入浴できる昇降式貸切温泉と車椅子・オストメイト対応の多目的トイレが完成した。

第2期、ロビー・料亭など改装

第2期工事では、ロビーラウンジ・大浴場・一部客室・料亭などをリニューアル。


ロビーには、七色に光る“月下の櫻”を配し、上質なファブリックや家具、京和紙に描かれた水墨画を使用して幽玄な世界を表現した。


「美翠源泉」が注ぐ大浴場は防菌防カビの特殊素材の畳を使用し、足元は柔らかく滑りにくい、安全面にも配慮した造り。今回のリニューアルでは、総タイル張りの美しくも個性ある浴場に生まれ変わった。



リニューアルした客室は、5階から見渡す限り広がる諏訪湖の美景を堪能できるレイクビュー客室「光神ベッドタイプ」。畳の和室にベッドを備え、和の雰囲気を味わいながらより快適に過ごせる部屋だ。内装は、主室と広縁を水墨画が描かれたオリジナルレースカーテンで隔て、背景にうっすら覗く諏訪湖の景色を絵画のように見立てている。



個室料亭「美湖」は、今回の改装で個室を増設。車椅子でも利用しやすい広い個室や視覚障がい者向けの個室も用意した。朝食では、伝統野菜を使った無添加の漬物を集めた漬物ビュッフェも新しく始める。


また、車椅子専用のチェックインカウンターも新たに配備した。

なお、2023年には第3期工事を開始し、残りの客室を改装することで、全館リニューアルが完了する予定だ。

宿泊先に悩んでいる人は、同旅館をチェックしてみては。

■上諏訪温泉 しんゆ
住所:長野県諏訪市湖岸通り2-6-30
「上諏訪温泉 しんゆ」HP:https://www.kamisuwa-shinyu.com/

(Higuchi)

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