オリジナルブランドによる雛人形・五月人形の製造・小売を行う「ふらここ」は、2023年雛人形商戦の前半戦に受注した顧客データを分析。雛人形の顔の好みに例年にない変化が表れていることを確認した。
そしてこの分析結果から、今年の雛人形選びのキーワードは、現代の世相を反映して「やさしさ」「安らぎ」にシフトしていることが分かったという。
21種類の顔の雛人形
「ふらここ」が販売する雛人形の顔は21種類あり、それぞれの顔が個性的なパーソナリティーを持っている。雛人形の顔に固有の性格を持たせているのは、「ふらここ」独自の取り組み。雛人形を購入する際に、“こんな子に育って欲しい!”と願う親の思いと重ね合わせて雛人形を選んでもらうためだ。
トレンドは「やさしさ」「安らぎ」にシフト
また、「ふらここ」では21種類の顔を8つの性格に分類しており、それぞれの性格タイプに該当する雛人形を購入した顧客データを集計して、ユーザーが好む雛人形の顔タイプを分析した。
調査期間は2022年11月1日(火)~12月31日(土)で、対象は雛人形を購入した顧客データ1,677件だ。
今期の雛人形商戦前半戦(2022年11・12月)が終了した時点で、購入された雛人形の顔タイプ(性格分類)ベスト3は、1位「<性格2>人が好きで、包み込むような温かさをもつ優しいタイプ(昨年4位)」、2位「<性格5>好奇心が旺盛で、物事を理性的に解明したいタイプ(昨年3位)」、3位「<性格8>穏やかでマイペースな、安らぎを与えてくれる癒し系タイプ(昨年5位)」となった。
過去2年は連続で、1位「<性格7>アクティブで元気な、明るい行動派タイプ」、2位「<性格3>向上心が強く、エネルギッシュな頑張り屋さんタイプ」、3位「<性格5>好奇心が旺盛で、物事を理性的に解明したいタイプ」だった。
ふらここの分析
今回の結果から、ユーザーが好む雛人形の顔タイプ(性格分類)が変化した背景として、わが子に託す親の願いに変化が生じていることが伺えるという。
「ふらここ」は、わが子に託す親の願いに変化が生じた理由として、現代の世相と無縁ではないと考えている。現代は、新型コロナ、ロシア・ウクライナ戦争、円安による物価高など、社会情勢が激しく変動している時代だ。変化の激しい時代ゆえに、親が子に託す願いとして、人の心を癒すような優しい子に育って欲しいと願う気持ちが強くなってきているのではないかと分析している。
自分はどの表情が好みか、「ふらここ」の雛人形サイトで確認してみて。
ふらここの雛人形サイト:https://www.furacoco.co.jp/hina/
21種類の顔一覧:https://www.furacoco.co.jp/hina/facelist/
ふらここ公式HP:https://www.furacoco.co.jp/
(ソルトピーチ)