デコボコベースは、ソーシャルフランチャイズで結ばれたパートナー企業との関係性を活かし、凸凹グループ全国220拠点を対象にした「凸凹アートコンテスト」を開催する。
社会課題解決のソーシャルカンパニー
デコボコベースは、発達に凸凹がある人へ特性に応じたカリキュラムを全国でフランチャイズ展開し、サービスを提供している社会課題解決のソーシャルカンパニーだ。
昨今、障害者×アートの領域は大きな注目を浴びている。障害当事者の制作したアートを使用したプロダクトやライセンスの販売など、“新しい福祉”としての可能性が感じられる取り組みがさまざまな場所で行われている。
ネットワークを活しアートコンテストを開催
同社も全国220拠点を展開するネットワークを生かし、全国の利用者の創意工夫を発揮できる場を作りたいと考え、同社のビジョンである“凸凹が活きる社会を創る。”をテーマにしたアートコンテストを開催。
140点以上の応募が集まる
同社初の試みだったが、2022年12月1日(木)~28日(水)のエントリー期間で140点以上の応募があった。
就労部門では、“凸凹が活きる社会を創る。”についての利用者の思いが反映された作品、児童部門では同社のオリジナルキャラクター「ハピテライオン」とその仲間たちがデザインされた作品の送付があった。
最優秀作品「デコボコ理想郷」
最優秀賞は、ハッピーテラス八柱第二教室の利用者の作品「デコボコ理想郷」が受賞。
凸凹部分の中にある模様のようなものは、単に「凸凹」というよりも、もっと細かな多様性が表されている。
その他の受賞作
そのほか、ハッピーテラス賞としてハッピーテラス小田原教室の利用者の作品「Happy Friends」、
ハッピーテラスキッズ賞にはハッピーテラス水戸おさえん通り教室の利用者の作品「ハピテライオンと都会の町」、
ディーエンカレッジ賞にはディーエンカレッジ柏キャンパスの利用者の作品「凸凹と共生するハピテライオン」、
ディーキャリア賞は、ディーキャリアいわて・盛岡オフィスの利用者の作品「十人十色、一人も十色」、
ディーキャリアITエキスパート賞は、ディーキャリアITエキスパート大宮オフィスの利用者の作品「特性は個性を彩る」がそれぞれ受賞している。
全作品が掲載された特設サイトもオープンしているので、そちらも合わせてチェックしてみて。
全作品が掲載された特設サイト:https://decoboco-art.decoboco-base.com/
(丸本チャ子)