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MISAWA、自給自足で電気と水を作れるオフザグリッド100年住宅モデルを発表

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MISAWAは、2023年度より、自給自足で電気と水を作れるオフザグリッド(OTG)100年住宅の提供を始める。

インフラシステムから独立したOTG住宅

OTG住宅は、電力会社の送電網やガス、水道などのインフラシステムから独立し、太陽光や風力といった再生可能エネルギーから電力や水を生成する住宅だ。

もともと欧米で生まれ、生活に取り入れられてきた考えだが、近年はソーラー発電システムのほか、水生成システムの仕組みの進歩により、日本でのOTG住宅の提供が可能になった。

緊急時も正常な生活を維持できる

同社のOTG100年住宅は、基本的に既存インフラに依存せず、正常な生活を維持できる仕組みの構築をコンセプトとしている。

1年間で消費するエネルギー量を実質的にゼロ以下にするZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を実現させる技術を取り入れつつ、電気を自家発電し、停電や電力の高騰に対応できるのが特長だ。また、雨水を再利用する雨水槽も整備しており、断水時にも水を利用できる。

極めて高い安全性と安心価格を実現

同社のOTG100年住宅は、長期優良住宅との位置づけ。耐震最高等級や、3世代以上の耐久が可能な劣化対策等級3、高性能の断熱等級4を備えている。

また、健康不安に対応するために、住宅の安全性や健康面に配慮した30項目以上の工夫を凝らしており、極めて高い安全性を実現している。

これらの特徴により、資産価値が下がりにくいのもポイント。さらに、インターネットを中心に販路を広げていることから、価格は大手メーカーの類似商品と比較し、20~35%程度安くなっている。

OTG100年住宅、開発背景と今後の展望

同社のOTG100年住宅は、ミサワホーム創業者でMISAWA会長の三澤千代治氏が時間をかけて開発を手掛けた長期優良住宅。同氏の思いをくみ、長期優良住宅の耐用年数75年~100年を超える「100年住宅」という意味で、OTG100と命名された。

その開発背景には、不確実性が高く将来の予測が困難な「VUCA」時代に即した家が必要という現状がある。気候変動や温暖化、インフレやエネルギー問題など漠然とした不安が加速するなか、生活防衛の最善策となるよう、OTG100年住宅が企画・開発された。

今後は、前身企業であるMISAWA・internationalが全国展開で構築してきた提携店約250社との関係を生かし、OTG100を中心に精度の高い設計・デザイン・構造計算のなされた、高品質でゆとりある生活空間を持つ住宅をリーズナブルな価格で提供し、日本の住生活の質の向上に貢献したいとしている。

子や孫の世代まで引き継げるOTG100年住宅、興味のある人はチェックしてみて。

MISAWA公式サイト:https://misawa-otg100.co.jp/

(Higuchi)

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