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【兵庫県神戸市】150色もの色鉛筆を操るダウン症のアーティスト「MIKI/髙田美貴」の作品展開催

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yoga i.um(ヨガアイム)は、児童発達支援事業所・放課後等デイサービスの多機能型施設「House Of Veda(ハウス オブ ベェーダ)」の開所記念事業として、アーティストMIKI/髙田美貴さんの作品展を、同所の施設内にて2月13日(月)〜3月11日(土)の期間開催する。

150色もの色鉛筆を操るアーティスト

MIKIさんは、ダウン症を持ちながら出生し、早期療育の中で筋力の訓練などを兼ねて1歳4カ月頃から鉛筆を握り、絵を描くことを始めた。そして描くことに興味を持ち、描き続けて現在24歳となった現在、MIKIさんは独特の色彩感覚で150色もの色鉛筆を操り、極めて緻密な筆使いで鑑賞者を作品に没入させながら、笑顔や癒しを引き出すような作品群を創作するアーティストとして注目されている。

これまでに、障害者週間のポスターや京都府人権擁護啓発ポスターなどのコンクールで受賞しているほか、2013年以降は毎年のように個展を開催し、さまざまな展示にも出展。2022年にはクアトロガッツ社とのコラボ商品も販売された。

超絶的な色彩バランスと筆使い


周囲の声が耳に届かないほどの 凄まじい集中力で描くMIKIさん。超絶的な彼女の色彩バランスと筆使いは観る者を作品に没入させる。今回の作品展開催にあたり、MIKIさんは「たくさんの人たちに、絵を観てもらってみんな笑顔になってもらいたい。絵を描くのって、楽しいよ。」とコメントしている。

また、同展では母親・髙田敦子さんの言葉も作品と一緒に紹介。MIKIさんの個性と向き合い、見守り、支援を続ける中から紡ぎ出てきた、育児や療育にとって示唆に富んだ言葉の数々だ。

同展は入場無料。来場は事前予約制となっている。日・祝は閉場。また、2月13日(月)13:00~14:30には、MIKIさん&髙田敦子さんによるトークショーも開催される。来場予約などの詳細は、「House Of Veda」HPの作品展情報にて確認を。

療育の可能性を拡げていく施設

会場となる「House Of Veda」は、2022年10月に神戸市に開所した、児童福祉法に基づいて運営している児童発達支援事業所・放課後等デイサービスの多機能型施設で、0〜18歳の子どもが通所できる。運営会社であるヨガアイムが開発し、10年に渡り実践と実績を積んできたヨガとトレーニングを統合した「yogaトレ(ヨガトレ)」を療育カリキュラムに導入している。子どもの発達と発育を個性、多様性の伸長に加えて、身体的かつ感覚的、思考的な面からも支援する新しい療育のメソッドを創出し、多彩な行事や療育事業者との連携なども通して、療育の可能性を拡げている。

「House Of Veda」開所記念事業として開催される「MIKI/髙田美貴 作品展」で、個性の発揮と創造力がもたらす超絶アートを鑑賞してみては。

■House Of Veda
住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通4丁目5-4-9 ベレオ元町山手1階
HP:https://houseofveda.jp/

MIKI公式Instagram:https://www.instagram.com/mikiartproject/

(山本えり)

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