いのりは「終活・お墓の相談所いのり」のサービス提供を、2月8日(水)より開始した。
改葬件数は10年間で約1.6倍に増加
昨今の日本は、少子高齢化や家族が離れて暮らす核世帯が増え、従来通りのお墓を維持・管理することが難しい家庭が増えている。
昭和から平成~令和へと時代が移っていくにつれて、人々のライフスタイルが「家」から「世帯」「個人」へと変化している。その変化はライフエンディングにも多様性をもたらしており、人々は“我が家はこの先、どのような供養方法をとるべきか?”という悩みを抱えるようになった。
また、先祖代々のお墓を手放す「墓じまい」の需要も増えている。厚生労働省の調査「衛生行政報告例」全国の改葬数によると、墓じまいを含む改葬件数は年々増加傾向にある。2010年は年間71,800件だったが、2020年には117,772件と、改葬件数は10年間で約1.6倍に増加しているという。
「供養の在り方」には決まった正解はないため、さまざまな選択肢の中から、家族それぞれの納得ゆく供養方法を選ぶことが重要になっている。
供養の悩みに寄り添うサービス
そんな背景から立ち上がった「終活・お墓の相談所いのり」は、墓じまい、故人の供養、終活、お墓建立への悩みに対し、お墓ディレクターの資格を有する相談員がアドバイスとユーザーサポートを実施するサービス。ユーザーごとの家庭事情や、供養に対するお考えに寄り添うため、電話・メールによる個別相談を基本としている。
同サービスでは、墓じまいの無料相談、お墓選び・供養方法の無料相談のほか、墓地・樹木葬・永代供養墓・納骨堂の紹介、墓じまい業者・石材店の紹介、第三者目線での墓じまいセカンドオピニオンを提供する。
供養の悩みに寄り添うサービス「終活・お墓の相談所いのり」を、この機会にチェックしてみて。
終活・お墓の相談所いのり:https://www.inori.or.jp/
(江崎貴子)