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兵庫県川西市が共創まちづくりプラットフォーム「my groove かわにし」公開

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人とまちの新しい関わり方をデザインするGroove Designsは、兵庫県川西市と連携し、第6次川西市総合計画策定特設サイト「my groove かわにし」を公開した。

市民が意見を投稿できるプラットホーム

「my groove かわにし」は、より多様な市民の声を反映した計画を実現するために構築された共創まちづくりのためのオンラインプラットフォームだ。


同サイトでは、川西市が市民からの意見を募集するとともに、計画の策定に関わる進捗状況やイベント情報を発信。市民は誰でも意見を投稿でき、ほぼリアルタイムで進捗を見ることができる。

また、スマートフォンを片手に1クリックで参加できる、ログイン不要の簡単なアンケートも設置されており、気軽に好きなタイミングで地域への思いを届けることが可能だ。ほかの人の意見を見て“いいね”といったリアクションもでき、地域への新たな気づきを得るきっかけにもなる。

市民同士の結びつきや動きを引き起こす

兵庫県川西市では、まちの未来像を描く「第6次川西市総合計画」について、令和6年度の策定に向けて取り組んでいる。“みんなでつくり、みんなで達成をめざす計画”というコンセプトを掲げ、多くの市民を巻き込んで一緒に考えることを重視して進めている。その一方で、仕事やその他の事情で、話し合いの場に参加できない人もいることが課題となっていた。

こうした課題に対し、利用する市民が場所や時間を選ばずまちづくりの情報を得ることができ、意見の投稿など思いを伝えられる場として同社は「my groove かわにし」を運営し、市民とともに考える総合計画の実現に取り組んでいく。

川西市・総合政策部 政策創造課の中郷氏は、“事情があって対面の会議に出席できない人や、興味はあるけど会議に出るのは不安だという人など、これまでの取り組みでは議論に加われなかった層からも思いを引き出していきたいと考えていました。意見募集サイト等は他にもありましたが、my grooveは、意見を集めるだけでなく、市民同士の結びつきや動きを引き起こそうとしていて、そういうところに魅力を感じました。”とコメントしている。

全国8地域で導入

同社が開発するデジタルプラットフォーム「my groove」は、同社がこれまで培ってきた地域まちづくりの現場でのノウハウに基づき、テクノロジーを活用し、多様な市民の地域への参加に取り組んでいる。2022年度は神奈川県真鶴町をはじめ、実証実験を含む全国8地域で導入されている。

兵庫県川西市が公開した、共創まちづくりプラットフォーム「my groove かわにし」を、この機会にチェックしてみては。

my groove かわにし:https://kawanishi.mygroove.city/
Groove Designs:https://groove-designs.com/
my groove:https://mygroove.city/

(江崎貴子)

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