International Auto Film Festa実行委員会は、2023年から始まる日本発の自動車映画祭「International Auto Film Festa」の作品を、1月1日(日)〜2月28日(火)の期間で受け付け中だ。
文化やアートという視点からクルマの情報を発信
日本において自動車は主力の産業であり、世界的な自動車メーカーやブランドが多く存在する特別な市場だ。誰もが記憶に残るクルマのCMと出会い、映画のカーアクションに高揚し、SNSではクルマが主役の映像が毎日投稿されている。
しかし、クルマの文化やアートという意味では、さほど重きをおかれることはなかった。だからこそ、産業だけでなく文化やアートという視点から情報を発信し、そうした映像の存在を高める役割が必要だという思いから、自動車映画祭を開催することとなった。
また、既存の映画祭の多くは一般的にあまり知られていない点があり、参加する側にも観覧する側にも敷居が高く、特に日本ではそうしたことがひとつのハードルになっていると考えられる。ひとりでも多くの人が参加できるよう、映画祭という形式を用いながら、映像を通じてクルマ文化の一端を担い、日本語・英語で発信し、グローバルな映像クリエイターの交流を日本を起点にして推進する。
クルマがテーマの映像作品であれば誰でも参加可能
「International Auto Film Festa」は、“クルマ”がテーマの映像作品であれば、個人・グループ・企業問わず誰でも自由に参加できる映画祭。CMはもちろん、YouTubeやVimeo、Instagram、TikTokなどに掲載された日本語の映像作品も、製作者本人であればそのまま応募できる。
ショートフィルム、Vlog、ロードムービー、プロモーションビデオ、Music Video、コマーシャルフィルム、ドキュメンタリー、Client work、自主制作作品、長編ムービー、CG、アニメーションなど、既に公開されてる作品も参加可能で、既に10カ国から応募があったという。応募作品の映像規定は、2022年1月1日以降に完成、または公開した作品。セレクト作品は、Onlineイベントにて3月末に発表。後日リアルイベントも開催される。
メディアパートナーと連携して映画祭開催&情報発信
また、同映画祭の開催趣旨に賛同したカーグラフィック、Auto Bild Japan、8speed.netと連携し、映画祭の開催及び情報発信をすすめていく。
カーグラフィックは、1962年より続く日本を代表する自動車専門の月刊誌。Auto Bild Japanは、1986年創刊の雑誌AUTO BILDの日本語ポータルサイト。8speed.netは、ドイツ3ブランドVolkswagen、Audi、Porscheに関するカーライフを楽しむための自動車情報サイトだ。
「International Auto Film Festa」の応募費用は無料なので、“クルマ”がテーマの映像作品を製作した人は気軽に参加してみよう。
■International Auto Film Festa
HP:https://www.autofilmfesta.net
Twitter:https://twitter.com/autofilmfesta
Instagram:https://www.instagram.com/autofilmfesta/
(山本えり)