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【福岡県飯塚市】本町商店街に「愛着循環」がテーマの古着屋オープン。読後本の預かり・貸出なども

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全国にショップ展開するアパレルブランド「SPINNS」のローカルコミュニティ事業部は、福岡県飯塚市の本町商店街に、新しいコンセプトの古着屋「TANEMAKI」を2月24日(金)にオープンした。

「愛着循環」がテーマの古着屋で地域活性化


同店の目的は、「愛着循環」をテーマに古着屋と関わることで地域や暮らす人々とのつながりをつくること。古着販売のほか、不要衣類の回収や読後本の預かり・貸し出しをおこなう。

また、2階スペースは自由に使えるコミュティスペースとして運営予定だ。

古着販売と不要衣類の回収


同店では、「普段選ばないイロ・カタチの服を着て街を歩いてみる。少しだけ生活が楽しくなった。」というメッセージの元、古着を販売。また、不要衣類の回収も行い、洋服を通しての地域循環もおこなう。

新しいファッションスタイルや、普段着ないような服を着て外を歩くと、少しドキドキしたり、出会った人に「その服いいね!」と言われて嬉しくなったり、日常が少し楽しくなるだろう。

同店は、生活エリアへ出かける楽しさが地域への興味関心のきっかけになると考えている。

読後本の預かりと無料貸出サービスも


古着の販売・不要衣類の回収のほか、読み終わった本を預かり、読みたい人に無料で貸し出すサービスも展開する。

自宅に眠っている本を誰かに読んでもらい、感想をシェアすることで新しい出会いや発見が見つかる新しい街のコミュニケーション方法を目指す。

コミュティスペースも運営


さらに、2階は誰でも自由に利用できるコミュティスペースとして運営。

学生の勉強や誕生日会、ママ友会などのプチイベントまで多様な目的で使用できる。

若者が「私たちの場所だ!」と思える店を

「SPINNS」のローカルコミュニティ事業部は、2021年よりスタートした同ブランドの新事業。アパレルショップの少ない地域での出張出店などを開催している。同商店街は、以前より定期的に出張出店を開催していた場所だ。


同店代表の宮崎洋輔氏は、商店街課題として多く耳にする「若者離れ」に着目。そして、「いかなくなった理由は単に商店街が不便であったり、面白くないのではなく、そこに自分たちの興味関心のある場所や人が少ない『自分たちには関係のない場所』になっているだけなのではないか?」と考えた。

同氏は、同店が若者にとって「私たちの場所だ!」と思ってもらう事を意識して取り組んでいくという。

「SPINNS」発の新しいコンセプトの古着屋「TANEMAKI」、気になる人は足を運んでみて。

■「TANEMAKI」
住所:福岡県飯塚市本町13-2
営業時間:毎週金~日曜日 11:00~18:00
HP:https://tanemaki.space/

(Higuchi)

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