企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開するジェイックは、新卒採用のための特性マッチング求人サイト「FutureFinder(フューチャーファインダー)」において、25卒用サイトをオープンした。
心理統計学を活用した就職支援サイト
「FutureFinder」は、心理統計学を活用した診断エンジンを用いて、採用企業と学生とのマッチングを生み出す就職支援サイト。求人メディアとダイレクトリクルーティング、両方の特徴を持ち合わせるサービスで、2016年に開始以降、これまでに約47万人の大学生が利用している。
就活は“効率性とマッチ度”が重要
新卒採用においては、年々早期化が進んでおり、春は大学3年生向けのインターンシップ準備と大学4年生向けの選考という2学年の採用活動を並行する企業が多数ある。長年、新規大卒就職者の就職後3年以内の離職率は3割前後を推移(※)している中で、企業からは「タスクは山ほどあるので、効率よく採用活動を行いたい」「自社で定着・活躍してくれる学生を採用したいが、選考中に判断することが難しい」といった声が寄せられている。
学生からは、「インターンシップに参加できる社数は限られるので、自分に合う会社のインターンシップに参加したい」、「自己分析を行ってはいるが、この軸で就活を進めてよいのか不安」といった声が寄せられており、就活において“効率性と、自社や自身とのマッチ度”が重要なテーマとなっているといえるだろう。
特性診断で自己理解を深める
そこで同社では「FutureFinder」にて、企業には「自社に合う学生をターゲットにダイレクトリクルーティングが行える場」を、学生には「特性診断で自己理解を深め、自分に合う企業を探せる場」を提供する。
また、企業側は適合診断ツールを活用し、自社での活躍人財モデルを作成。自社の活躍人財モデルと、学生が受験した特性診断のデータをもとにターゲット学生を判別して、絞り込んだアプローチを可能としている。
さらに、スカウトメッセージと求人広告で、ターゲット学生だけを説明会に集客。スカウトメールや求人広告の運用は事務局にて代行する。
利用した学生からは、「特性検査は、自身で行う自己分析では見えない客観的な自分を知る、いい機会になりました」、「多数の求人がある中で、自分とのマッチ度が見える機能やスカウト機能があることはとても役に立ちました。マッチ度が高い企業は、仕事内容や社風が自分と合うのではないかと感じる企業が多かったです」とコメントしている。
特性マッチング求人サイト「FutureFinder」25卒版をこの機会にチェックしてみて。
FutureFinder:https://futurefinder.net/
※ 厚生労働省令和4年10月発表「新規学卒就職者の離職状況(平成31年3月卒業者)」調査より
(江崎貴子)