北海道、旭川の小物専門の木工クラフトメーカー「SASAKI」は、横浜みなとみらいにあるカンディハウス横浜ギャラリーを会場に、ポップアップエキシビジョン「暮らしを彩るインテリアとクラフトの気持ちいい関係 2023 SASAKI POPUP EXHIBITION」を3月24日(金)~5月9日(火)の期間に開催する。
ササキ工芸が「SASAKI」へと生まれ変わる
1976年、日本国内有数の木製家具産地である北海道、旭川の地で家具部材の加工メーカーとして誕生したササキ工芸は、製造の過程で発生する端材を活かし、全国でも数少ない木製小物を専門とした木工クラフトメーカーとして歩んできた。小物だからこそ求められる職人の手仕事と機械加工、双方の特性をあわせた独自技術を研鑽、発展させている。
2023年、ササキ工芸は世界市場への参入を見据え「SASAKI」へと生まれ変わる。同社の特性をさらに高めるとともに、現代にあるべき製品の姿を追求する中で見出したメーカーとしての新しいスタートとなる。
3ブランド一同に展示販売!
「暮らしを彩るインテリアとクラフトの気持ちいい関係 2023 SASAKI POPUP EXHIBITION」では、デザイナーに石橋忠人氏を迎え、ブランドリニューアルした「SASAKI オフィシャルコレクション」のほか、
倉本仁氏がデザインを手掛け、コーリアンの端材を活用したブランド「supernova」、
漆芸や截金、彫金など格調高い京都の伝統工芸と協業し、北川大輔氏がデザインを手掛けた「pirkamonrayke」が一同に展示販売される。
会場となるカンディハウス横浜ギャラリーは、「SASAKI」と同じく北海道、旭川の木製家具メーカーのショウルーム。カンディハウスの家具でコーディネイトされたインテリアに、「SASAKI」のプロダクトをスタイリング。リアルな住空間をイメージしたプレゼンテーションが行われる。
会期初日の3月24日(金)17:30~20:00のカクテルパーティーでは、デザイナーの石橋忠人氏、倉本仁氏、北川大輔氏と、アートディレクターの谷内晴彦氏によるクロストークを開催。製品の開発秘話から、ブランドリニューアルのプロセスについてのトークが繰り広げられる。ポップアップエキシビションへの参加は、専用URLから事前予約しよう。
オリジナルの木製ミニカーを制作しよう
さらに会期中の4月22日(土)と5月6日(土)は、旭川より木工職人が在廊し、旭川のものづくりに触れるワークショップが開催される。参加者は、旭川の工場で削り出された木製の車体のパーツを選び、磨き、着色、組み立てまで実際に体験できる。大人に限らず、親子でも参加できるプログラムだ。
開催時間は、両日ともに10:00~12:00。参加費は、1人5,500円(税込)。定員は各回8名で、申し込み先着順となる。参加希望の人は、カンディハウス横浜ギャラリーに問い合わせを。なお、ワークショップでは、紙やすりや塗料を使用する。未就学の子どもは保護者様同伴の上、参加しよう。詳細は、「SASAKI」公式サイトで確認を。
カンディハウス横浜ギャラリーで開催される「SASAKI」のポップアップエキシビションに参加しては。
■暮らしを彩るインテリアとクラフトの気持ちいい関係 2023 SASAKI POPUP EXHIBITION
会期:3月24日(金)~5月9日(火)
定休日:水・木(祝日営業)
会場:CondeHouse Yokoahama Gallery
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA 3F カンディハウス横浜ショップ内
入場:無料 ※事前予約制
事前予約申し込み先:https://www.condehouse.co.jp/contact/reserve-yokohama/ ※備考欄に「個展予約希望」と記入しよう
「SASAKI」公式サイト:http://sasaki-kogei.jp
(江崎貴子)