静岡県中部に位置する吉田町は、安定した町政の実現に欠かせない、人口の維持や増加を達成するため、ブランドメッセージ「“ぎゅっと”なまち よしだ」を作成した。
ブランドメッセージについて
吉田町ブランドメッセージの「“ぎゅっと”なまち よしだ」は、町の特徴であるコンパクトな点や、町の施策の強みである防災対策と子育て支援により、安心して子育てできるイメージを“ぎゅっと”とし、「コンパクトで安心して働きながら子育てできる町」を表している。
町内外の子育て世代や若年層がターゲット
「“ぎゅっと”なまち よしだ」のブランドメッセージにより、町内外の子育て世代や若年層の人々に、町の強みを認知してもらい、住む町として選んでもらうことを同町は狙いとしている。
優しいタッチの絵でターゲット層への認知向上を目指す
「“ぎゅっと”なまち よしだ」のロゴは、吉田町を表現する要素を“ぎゅっと”優しく包み込むことで、メッセージの意味を形に表したという。
また、優しいタッチの絵でターゲット層への認知向上を目指している。
20~30代の職員を中心に作成
「“ぎゅっと”なまち よしだ」のブランドメッセージやロゴの作成に当たっては、ターゲット層とされている子育て世代や若年層に近い目線で作成できるようにと、20~30代の職員を中心にフレーズ決めが行われ、シンプルでわかりやすいメッセージが作成された。
“ぎゅっと”コンパクト
吉田町の面積は20.73㎢で、30分もあれば車で1周できる広さだ。スーパーマーケットやドラッグストア、ホームセンターも複数立地しており生活には困らない。
また、吉田インター入り口から静岡駅まで高速バスで移動する際の平日は、最速時間37の立地であり、静岡市内への通勤や外出も便利。高速バスと新幹線を併用することで、吉田インター入り口から東京駅までの目安時間は約1時間40分で行くことが可能だ。また、周辺には、車で15分の立地に富士山静岡空港もある。
“ぎゅっと”安心
吉田町では、東日本大震災を契機に防災対策に力を入れており、津波避難タワーが15基設置されている。また、防潮堤の整備も進んでおり、海を感じながら安心して生活できる。
“ぎゅっと”な子育て
また、早くからこども医療費の無償化を行い、保育園や児童クラブの施設にも力を入れている。現在保育園、児童クラブでの待機児童は0で、働きながら安心して子育てできる環境を提供している点も特徴だ。
さらに、地域子育て支援センターにより、妊娠・出産・子育てにおいて切れ目のない支援を行っている。
今後の展開
吉田町は今後、ブランドメッセージ「“ぎゅっと”なまち よしだ」を町のホームページや発行物等で周知し、働きながら安心して子育てできる町のイメージ浸透を目指していく。4月からは一般企業向けにも、ロゴを使用してもらえるようマニュアルや要領を公開予定とのこと。
ブランドメッセージ「“ぎゅっと”なまち よしだ」を作成した吉田町に注目してみては。
吉田町役場公式サイト:https://www.town.yoshida.shizuoka.jp/
(角谷良平)