アットアロマのテーマ「100% pure natural」を表現し、独自のアロマ空間デザインを体感できるエキシビション「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」が、4月7日(金)~29日(土)の期間、Karimoku Commons Tokyoにて開催される。
建築×香りの新体験
アットアロマは、100%自然素材のアロマオイルを調香し、多様なシーンに提供してきた。その専門家であるセンティングデザイナーが6組の気鋭の建築家とともに、それぞれの代表作にふさわしい香りを制作。
同展では、各建築のためにつくられた6種類の香りを実際に体験可能だ。加えて、Karimoku Commons Tokyoのための香りも体感できる。
好評を博した前年度より会期拡大、予約不要で実施
同展は、2022年に続き2回目の開催。完全予約制で開催された前年度は全日程満席となった。今回は、より多くの人が来場できるようにと会期が拡大され、予約不要で実施。また、空間に合わせた香りのスタイリングや、センティングデザインを体験できるワークショップも新たに開催される。
なお、展示は予約なしで見られるが、展示の案内および有料のワークショップは予約サイトからの事前予約が必要なので注意を。
新進気鋭の建築家6組が参加
同展に参加している建築家を五十音順で簡単に紹介しよう。
芦沢啓治氏は、「ブルーボトルコーヒー」店舗などを手がけた建築家。建築からインテリア、家具までに一貫するフィロソフィ「正直なデザイン」に基づいて生み出される作品が国内外で高く評価されている。
乾久美子氏は、釜石市立唐丹小学校・中学校などを手がけた。2016年より横浜国立大学大学院教授としても活躍している。
手塚貴晴氏と手塚由比氏は二人で参加。手塚由比氏は、同氏が手がけた、UNESCO 世界環境建築賞 受賞作品「ふじようちえん」がOECDにより世界で最も優れた学校建築に選ばれている。
永山祐子氏は、豊島横尾館、ドバイ国際博覧会日本館、JINS PARK 前橋などを手がけた。JIA新人賞など受賞歴多数。
平田晃久氏は現在、京都大学教授。主な作品に、八代市民俗伝統芸能伝承館などがあり、村野藤吾賞や日本建築学会賞など多数受賞している。近著は『Discovering New』。
藤本壮介氏は、2014年のフランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞をはじめ、ヨーロッパ各国の設計競技で最優秀賞を多数受賞。ラルブル・ブラン、武蔵野美術大学 美術館・図書館などを手がけた。
個性豊かな建築家による建築物と香りをかけ合わせ、アロマ空間デザインを様々な角度から体感できる同展。自宅に合わせた香りのスタイリングなどが気になる人は足を運んでみては。
■ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展
日時:4月7日(金)~29日(土) 12時~18時 ※入場無料・日曜休館
会場:Karimoku Commons Tokyo
住所:東京都港区西麻布2丁目22-5
休館日:日曜日
イベント特設サイト:https://www.at-aroma.com/architecturescentingdesign/
展示案内予約サイト:https://architecturescentingdesign2023.peatix.com
ワークショップ予約サイト:https://architecturescentingdesign2023workshop.peatix.com
(Higuchi)