江戸情緒を残しながらもパリをも思わせる東京都新宿区・神楽坂の路上や寺社境内、能楽堂、老舗割烹など、まち全体を舞台に日本の様々な伝統芸能が楽しめる「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2023」が、5月20日(土)・5月21日(日)に開催される。
神楽坂のまちが賑わう2日間
「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2023」では、この地にゆかりがある人を中心に、若手からベテランまで、音楽、話芸、パフォーマンスなど、伝統芸能の第一線で活躍するアーティストが出演する。
会場は神楽坂エリアにある、毘沙門天善國寺、赤城神社、矢来能楽堂、志満金、白銀公園、神楽坂通りエリア内路上、歴史的名所旧跡ほか。
様々な伝統芸能や文化を体験
今回は路上でのプログラムが4年ぶりに復活。
三味線を奏でながら石畳の路地を流す「新内流し」や、富山県南砺市から招聘する城端曳山祭の「庵唄」、メインストリートで行われる演奏やパフォーマンスなど、人気のプログラムが帰ってくる。
ほかにも三味線や箏、尺八など伝統楽器による演奏、講談や浪曲などの語り芸、能や手妻、太神楽などの身体表現、多種多様な伝統芸能を披露。さらに、落語家と楽しむ芸者衆のお座敷遊びなど、神楽坂ならではの文化に親しむことができる。
また、江戸糸あやつり人形や紙芝居、三味線ほか伝統楽器体験など、親子で楽めるプログラムも用意する。
アンバサダーはロバート・キャンベル氏
昨年に引き続きイベントのアンバサダーを務めるのは、日本文化への造詣が深いロバート・キャンベル氏。矢来能楽堂を会場に、長唄、箏曲、講談の実演とともに「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」をより深く楽しむための映像を配信し、伝統芸能の世界を案内する。
その他、開催についての詳細情報などは今後公式サイトや公式SNSにて随時発表していく予定だ。
江戸の伝統と文化を感じられる初夏のイベントを要チェック!
■「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2023」
日時:5月20日(土)、5月21日(日)※雨天決行・荒天中止
参加費:無料(一部事前申し込み)
公式サイト:https://kaguramachi.jp/
(hachi)