口コミタウン情報サイト「栃ナビ！」を運営するヤマゼンコミュニケイションズは、4月3日(月)にメタバースサービス「トトバース！」をリリースした。「栃ナビ！」はメタバース空間を「新たなコミュニケーションの場」と捉え、様々な参加型イベントを開催する。

本社を再現したメタバース空間

「トトバース！」は、ヤマゼンコミュニケイションズの本社を再現したメタバース空間。「栃ナビ！」の公式キャラクターであるトトと、メタバースのバースを取って名付けた。

利用者は敷地内を自由に歩きまわったり、4階建ての建物に入って建物内を見て回ることができる。

栃木県に特化したクチコミナビ「栃ナビ！」

「栃ナビ！」は、同社が運営する栃木県に特化したクチコミナビ。創設から23年の間に成長を続け、現在は15,000件以上の掲載店舗・スポット情報と、590,000件以上のクチコミが掲載されている。月間利用者は110万人以上、つまり人口200万人を有する栃木県民の2人に1人に利用される県内最大級のサイトになっている。

「栃ナビ！」では、「トトバース！」の世界を使って、「トトバース！美術館」「トトバース！観光」「トトバース！マルシェ」「トトバース！展示会」「トトバース！お家見学」といったイベントを展開する予定。様々なイベントを開催することで、メタバース上での交流を促し、栃木をもっと盛り上げていくという。

地元大学と協力した産学連携プロジェクト

「トトバース！」は、地元大学と協力して遂行した産学連携プロジェクトで、プロジェクトメンバーには、デザインエンジニアに宇都宮大学修士1年の飯泉一馬さん、モデリングに宇都宮大学学部2年の田村瑛基さん、メインクリエーターにMichigari(みちがり) さんが名を連ねる。

Michigariさんは、高専と大学で建築工学を学び、現在は、現実の建築物の点群スキャンや3D化・メタバースワールドの開発に従事。世界最大のVRイベント“バーチャルマーケット”にて法人ブースの制作などを手掛ける。現実とバーチャルの建築と都市をデータ化しつなげている。

この機会に、タウン情報サイト「栃ナビ！」のメタバーズサービス「トトバース！」をのぞいてみては。

トトバース！：https://www.tochinavi.net/feature/home.shtml?id=11360
栃ナビ：https://www.tochinavi.net/

(さえきそうすけ)