「5」にゆかりある「五方山 熊野神社」は、令和5年5月5日(金)5時55分55秒と午後5時55分55秒より「5つのご縁を結ぶ」特別祈祷を斎行する。
安倍晴明公によって勧請された「五方山 熊野神社」
「五方山 熊野神社」は、陰陽師として名高い安倍晴明公によって紀州 熊野より熊野大神が勧請されて以来、令和5年の今年、創建1,023年になる。晴明公ゆかりの神社として関東唯一の神社だ。
葛飾は標高が低く、池や湿地が多い豊かな清流を誇る中川を中心に町が形成された。農業を主体に河川と深く関わりを持ちながら町は発展してきたが、そのため水害にもずいぶん悩まされてきた。
「五方山 熊野神社」付近一帯も同様だったが、晴明公が陰陽道の陰陽五行説(木火土金水)に基づいて、一辺が約55mの正五角形の三十間五角という非常に珍しい形状の境内地に結界を張りめぐらせて守られた。
古くから「五方山 熊野神社」と親しまれ、清浄な正五角形の境内地は今なお大切に守られている。
五縁神札が授与される「5つのご縁を結ぶ」特別祈祷
「五方山 熊野神社」の神さま「熊野大神」、「五方山 熊野神社」を勧請した安倍晴明公、晴明公が著した陰陽道の秘伝書『金烏玉兎集』から「太陽」と「月」、そして「人」との大切な5つの縁を結んで導く。
5は、1~9の基本数字の真ん中の数字で、多様性、発展、情熱といった要素を持ち、新しい成長を示しているという。現状をさらに良くするために大きく変化し、発展していく暗示でもあるそうだ。
五方とは東西南北と中央をいい、五角形は5つの点と辺を持つ平面図形、五芒星は魔除けや霊力の象徴で、両手・両足・頭すなわち人間を表している。初穂料は一人5,000円で、555体限定の五角縁起『五縁神札』が授与される。「5つのご縁を結ぶ」特別祈祷は定刻で開始するので、時間に余裕を持って足を運ぼう。
こどもの日の『くまのこどもまつり』も開催
また、5月5日(金)は「こどもの日」で『くまのこどもまつり』では、子どもも大人も楽しめる催しが盛りだくさんだ。
3頭いるご神馬のポニーとの「ふれあい」、「引き馬乗馬」、「馬車試乗」、「五方山 熊野神社」の由緒説明や境内を散策する「熊野神社探検」。その他落語や演芸、ドローンを飛ばして写真撮影など朝から夜まで一日中楽しめる。
「5つのご縁を結ぶ」特別祈祷と『くまのこどもまつり』へ参加しに、5月5日(金)は「五方山 熊野神社」へ足を運ぼんでみては。
■五方山 熊野神社
住所:東京都葛飾区立石8-44-31
「五方山 熊野神社」公式サイト:https://jinjya.kumano-kids.com/
(佐藤 ひより)