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【東京都品川区】区の歴史的資料をデジタル化しウェブサイトで公開!まちづくりマスタープランも改定

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東京都品川区は、区について理解を深めることができる「しながわデジタルアーカイブ」「品川区まちづくりマスタープラン」を3月に公開した。詳しく内容を見ていこう。

「品川の歴史」デジタルアーカイブを公開


品川区は、3月31日(金)、区の歴史の基礎的資料である「品川区史」と「品川の歴史」を主としたデジタルアーカイブを、専用ウェブサイト「しながわデジタルアーカイブ」で公開した。区が保有している歴史的資料をデジタル化し、専用ウェブサイトで公開することで、資料の利活用の促進やレファレンスの利便性の向上を図るとともに、経年劣化の進む貴重資料の長期保存を目的としている。

■資料計43点を公開

品川区立図書館ホームページから接続できる専用ウェブサイト「しながわデジタルアーカイブ」では、「品川区史」「品川の歴史」などの刊行物と、伝統芸能や定点動画などの映像や歌川広重などの浮世絵、品川区の統計データなど計43点が公開されている。テキスト検索精度の高度化や、絵図や地図等については高精細化を図り、より利用しやすくなっている。

■登録不要で閲覧が可能

また、国の分野横断統合ポータルサイト「ジャパンサーチ」にも連携し、同ポータルサイト内での検索も可能だ。事前登録などは不要で、自由に閲覧することができる。

「しながわデジタルアーカイブ」で、品川区の歴史を学んでみよう。

しながわデジタルアーカイブ:https://adeac.jp/shinagawa-city/top/

「品川区まちづくりマスタープラン」を改定


さらに品川区は、3月21日(火)、「品川区まちづくりマスタープラン」の改定・公表をした。

■「新時代のしながわ」を目指して

「マスタープラン」とは、まちの将来像や目指すべき方向性、まちづくりの方針や取り組みの考え方を示すもの。区民、事業者、行政などの多様な主体が共有し、連携してまちの将来像を実現するための指針としての役割を担っている。そして、まちづくりに関連する各事業は、まちづくりマスタープランに示す方針のもと連携を図りながら推進し、誰もが生きがいを感じ、自分らしく暮らしていける「新時代のしながわ」を実現する。

■「品川区まちづくりマスタープラン」とは

品川区は平成13年に「品川区市街地整備基本方針」および「品川区第三次住宅マスタープラン」を策定し、計画的にまちづくりを進めてきた。その後平成25年には、これまでのまちづくりの成果を踏まえつつ、社会経済の変化やまちづくりの課題に対応すべく、市街地整備基本方針および住宅マスタープランを改定し「品川区まちづくりマスタープラン」を策定した。

「品川区まちづくりマスタープラン」は平成20年策定の「品川区基本構想」を受け、自治体自らの創意工夫と住民の意見反映をもとに地域のあるべき都市像や課題に応じた整備方針、住宅施策の方向性など、まちづくりの分野を総合的に定めた都市計画の方針だ。

■新たな課題に合わせて内容を改定

「品川区まちづくりマスタープラン」の策定からは、約10年が経過している。同区はこれまでのまちづくりの進展状況の確認や検証を行いながら、社会経済情勢の変化や技術革新の進展、新たな課題へ対応していくため、令和2年に策定した品川区長期基本計画との整合を図りながら「品川区まちづくりマスタープラン」を改定した。改定にあたっては、学識経験者、区内関係団体、公募区民等で構成する改定委員会を立ち上げ、アンケートやパブリックコメントにより、区民からの意見も聴きながら進めた。


同計画は6つの章で構成。第1~2章の基本事項を踏まえ、区全体の将来ビジョンとして「目指すまちのすがた」(第3章)を定め、その実現に向けた取り組みの方針を分野別(第4章)、地区別(第5章)に示している。また、まちづくりの実現やマネジメントの展開の考え方を第6章で示している。

「新時代のしながわ」の実現を目指す「品川区まちづくりマスタープラン」にも注目してみよう。

品川区まちづくりマスタープラン:https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kankyo/kankyo-toshiseibi/kankyo-toshiseibi-masterplan/index.html

品川区の「歴史」がわかるデジタルアーカイブや、「これから」がわかるマスタープランをチェックしてみて!

品川区HP:https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/

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