つぎとの現地法人であるawaiは、戸隠神社中社参道沿いの歴史建築「旧中社公会堂」を活用したホテルのRITA 戸隠、フレンチレストランのawaiのHPを公開するとともに、RITA 戸隠の公式予約を開始する。
また、RITA 戸隠に宿泊し、ひとと自然が共存し、悠久の時間が流れる戸隠の「あわい=間」の世界を体感する人を3組限定で募集する。
戸隠の風土を味わいミニマルな空間で過ごす夜
宿泊体験者を募集する「戸隠時間」1泊2日のモデルコースでは、まず山道を登るにつれて表情を変えていく山の景色や樹種、日によっては富士山も眺望しながら、夕刻に戸隠に到着。
15時頃にチェックインを済ませてから夕食までの時間は、ひと足が少なくなった戸隠神社中社や、静寂に包まれた小鳥ヶ池の散策、近隣の竹細工店での職人とのふれあいなどを楽しむ。
18時30分、幻想的な灯りに包まれた旧中社公会堂で、戸隠産のそば粉や、野菜を中心とした旬の地域食材を用いたオリジナルフレンチを楽しむ。
地元の人々から教わった食材知識を活かし、郷土料理からもインスピレーションを受けた一皿がテーブルを彩る。体に優しい食事とともに、戸隠に暮らすスタッフやシェフとの語らいも弾む。
21時からのプライベートな時間では木造建築の美しさを活かしたシンプルな空間で、ゆっくりと流れる戸隠時間を楽しむ。戸隠は水がとてもよく、RITA 戸隠がある中社エリアは特によどみがないやわらかい水質と言われる。
風呂にたっぷりのお湯をためてゆっくり浸かると、徐々に身体が開いていくのが感じられる。リラックスした状態で、明朝の奥社参りに備え、早めに就寝する。
あわいの世界に触れて朝食で一日の始まりを整える
翌5時~7時には奥社参りを行う。戸隠神社奥社参道には、樹齢4百年の巨杉が立ち並び、人がいない早朝の杉並木は森厳で神秘的な空気に包まれている。かつて人々は、自然信仰の聖地としてふさわしい荘厳な場所になることを見越して植樹し、大切に保護してきた。
そんな悠久の記憶に思いを馳せながら触れる凛とした空気は、他では得られない特別な体験になるはず。奥社参りの後は、水面が鏡のように山並みを映す鏡池にも立ち寄れる。
8時、奥社参詣で身体が目覚め、良い具合にお腹が減ったころ、ホテルでは地元農家直売の新鮮な高原野菜を使った洋風モーニングプレートを用意して待っている。
スキレットを使ったスフレオムレツや長野のりんごジュースなどを味わった後、チェックアウトまでの時間は、まだ人が少ない戸隠の朝を堪能する。
時間・空間・食を楽しめるRITA 戸隠/awai
戸隠に流れる時間は、都会のそれと尺度が異なる。中社の三本杉は樹齢8百年、奥社の杉並木は樹齢4百年。戸隠には、百年単位、千年単位の時間が流れている。
日が落ちてまだ辺りが残光に照らされている宵(よい)と、朝霧がほの明るく照らされはじめる東雲(しののめ)。この時間帯の戸隠神社や戸隠山は人が少なく神秘的な空気に包まれ、悠久の昔から変わらぬ世界を感じることができる。
旧中社区公会堂は、装飾性を極力廃し、もともとの木造建築の美しさを引き出し、空気感や間を大切にすることで戸隠の自然や自身、大切な人と向き合えるミニマルな空間に。
レストランと客室には、戸隠山や鏡池をモチーフにした素朴なアートを飾り、客室からは参道のまちなみと荘厳な山々を見晴らすことができる。
1階のレストランawaiでは、戸隠・長野の食材を活かしたここでしか味わえないオリジナルフレンチを提供する。また入手が難しい長野産のワインや日本酒、シードル(りんごのスパークリングワイン)なども用意している。
甘みのある高原野菜を中心に山菜、「戸隠そば」で有名なそば粉、ジビエ、川魚などをシンプルに調理し、素材の良さを引き立てる。
リノベーションホテル「RITA 戸隠」での贅沢な時間を楽しもう。
■RITA 戸隠/awai
住所:長野県長野市戸隠3390(旧中社公会堂)
ホテル:RITA 戸隠/宿泊料金 1泊2食付 27,500円(税込)~/人(大人2名利用時)
レストラン:awai/料金 ランチ2,500円(税込)~ カフェ550円(税込)~ ディナー9,350円(税込)~
RITA 戸隠/awai公式サイト:https://awai-togakushi.com/
戸隠時間応募フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdai5_kSgtRLOq3fhuyoXDulsACnoD9EA2L9nmXL_NV5S4Dqg/viewform
(佐藤 ひより)