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【兵庫県神戸市】「美術とファッション」をテーマにしたグループ展「装いの光芒」開催

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アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」は、ArtStickerと大丸神戸店主催によるアートイベント「ART WEEKS」の関連企画となる、6組のアーティストによるグループ展「装いの光芒」を開催する。

開催期間は6月2日(金)〜6月20日(火)となり、観覧料は無料だ。なお、展示作品の販売は全てArtStickerを通して行い、6月2日(金)11:00~6月20日(火)20:00までの先着制となる。

神戸を舞台にしたグループ展「装いの光芒」

「装いの光芒」の舞台は、ファッションの産地として確立され、歴史的背景にファッションとの関連性がある神戸だ。


その中心地である元町は、高級ブランド店やセレクトショップ、ヴィンテージショップが集まるエリアとして有名であり、またデザイナーやブランドも多数存在し、その活躍の場を広げている日本有数のファッションの街として知られている。

今回の展覧会は「美術とファッション」をテーマに、作品からファッションとの親和性を感じ取れる作家による展覧会となっている。参加アーティストは、isayamax氏、SAKAMOTO ENTERTAINMENT氏、スズキシノブ氏、久村卓氏、古屋真美氏、松本真之氏の6組だ。

カワイイ文化の文脈を現代に昇華するisayamax氏


isayamax氏は、70年代の少女漫画やサンリオを発端とするドメスティックなカワイイ文化の文脈を、その文化とも密接に関わりあるイラストレーションの技術を用いて現代に昇華し表現した作品を生み出している。

素材を新たな視点で彩るSAKAMOTO ENTERTAINMENT氏


素材を研究し、新たな視点からものを見つめ直してデザインやアートに落とし込むSAKAMOTO ENTERTAINMENT氏。アートオリンピア2022や長亭GALLERY展などで、多数の受賞歴も誇っている。

革小物職人のキャリアを持つスズキシノブ氏


スズキシノブ氏は、革小物職人としてのキャリアを活かし、食肉文化の副産物である貴重な革を基底材とし、「使い捨てにせず残していく」を目指して作品化。80年代〜90年代のパンクロックカルチャーから受けた影響を根底に据え、コミカルなイラストレーションを彫刻やペイント、カット&ペーストなどの技法で革に落とし込んだ作風を特徴としている。

鑑賞以外の機能を持つ作品を制作する久村卓氏


久村卓氏は、着られる彫刻や座れるレディメイドなど、鑑賞以外の機能を兼ね備えた作品を制作。これまで個展「ワンポイント・スカルプチャーズ」や展覧会に「日常をととのえる」などの開催歴がある。

衣服をモチーフに作品制作する古屋真美氏


古屋真美氏は、個人の所有する衣服をモチーフにリトグラフを制作。それらとの適切な距離を考えて作品制作を行なっている。TOKYO MIDTOWN AWARD 2019などで受賞歴も持つ。

コンセプチュアルな作品制作を行う松本真之氏


松本真之氏はコンセプチュアルな作品制作を行い、国内外のギャラリーにて絵画作品を中心に発表している。描かれる人物はどれも同じ顔をしているが、記号化された表情により鑑賞者が自身を投影することを意図して描いている。

ユーモラスな表現が共鳴し合い、作品を通して触れられる新しい気づきと自由な発想の魅力を会場で堪能しよう。

■ART WEEKS×ArtSticker 「装いの光芒」展
会期:6月2日(金)~6月20日(火)
会場:旧居留地ブティック BLOCK32(明海ビル)2階
住所:兵庫県神戸市中央区明石町31−2 明海ビル2F
開催時間:11:00〜20:00※最終日の6月20日(火)は16:00まで
休廊日:会期中無休
観覧料:無料
URL:https://artsticker.app/events/6176

(綱嶋直也)

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