日本下水道協会は、下水道分野における国内最大の展示会「下水道展’23札幌」を8月1日(火)~4日(金)の期間、札幌ドームにて開催する。
国内最大の下水道の展示会
今年で35回目を迎える下水道分野の同展示会。これまでに東京や大阪、横浜、北九州など日本各地の会場で開催しており、昨年市制100周年を迎えた札幌市が、東京都より北にある都市では初めての開催となる。
下水道事業の管理者である地方自治体等を対象に、全国の下水道関連企業・団体が、下水道に関する最新技術や機器、サービス等を展示・紹介する展示会で、今年は299社・団体の参加を予定しているという。
夏休みの自由研究にもおすすめ
札幌市下水道河川局をはじめ道内各地の自治体や団体が参加する「オール北海道・下水道アカデミア」では、子どもや来場者を対象に、ARを活用した浸水中の歩行体験アトラクションやゲームなどで、楽しく下水道を学べるコーナーを企画。
また、夏休みの自由研究にも役立つ冊子「取材ノート(仮称)」を配布。イベントに参加しながら夏休みの宿題を進めることができそうだ。
北海道の魅力を感じられる企画も満載
札幌市が行う「オール北海道おもてなしスペース」では、キッチンカーによるご当地グルメの販売や道内自治体による特産品販売、観光ポスター展を開催。
さらに、YOSAKOIソーランやアイヌ古式伝統舞踊など、北海道・札幌を満喫できそうな企画も予定している。
『雪ミク』デザインマンホール蓋も
また、「下水道展’23札幌」が初めて札幌で開催されることを記念し、札幌市下水道初の、キャラクターを活用したマンホール蓋が製作される。
2010年の「さっぽろ雪まつり」で、“真っ白い「初音ミク」の雪像”を作ったことをきっかけに誕生した北海道を応援するキャラクター『雪ミク』がデザインされたマンホール蓋は、札幌市内の観光地5か所に7月中に設置される。
「下水道×農業」企画にも注目
その他、コラボ企画として「下水道×農業」企画も。今、農業における下水汚泥などの国内肥料資源の活用が推進されてるという。北海道は「農業産出額」全国第1位を誇っている。そこで今年の下水道展では、道内の農業のさらなる拡充に貢献することを目的として、下水汚泥の利活用など下水道分野で農業に関連する先進的な取組みや事例等について、様々な企画を通して紹介する予定だ。
ステージコンテンツのトークライブ「ホンネトーク 下水汚泥由来の肥料利用を語る!」では、俳優でタレントの森崎博之さんの出演が決定。農業への思いや今後の下水汚泥の利活用等について語る。開催日時等の詳細は「下水道展ʼ23札幌」公式サイトにて確認を。
また、カワイイうんこモチーフのグッズを集めた限定ショップ「うんカワマルシェ」も登場予定。
夏休み、「下水道展’23札幌」に親子で参加してみては。
■下水道展ʼ23札幌
会場:札幌ドーム
住所:北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
会期:8月1日(火)~4日(金) 10:00~17:00 (初日10:30~、最終日16:00まで)
入場料:無料
URL:https://www.gesuidouten.jp/
(佐藤 未悠)